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勇気と巫女の八大地獄巡り  作者: 主道 学


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7-79

「ニャー」

「シ……ロ……?」


 シロはその水差しを俺たちの前に置いて、ちょこんと座り込んだ。

 あれ? 水分補給ならクーラーバッグに冷たい飲み物があるから、もう間に合ってるが?


 辺りはその間も、凄い熱だ。

 ジュウジュウと、至る所から蒸発する音がしている。


「火端……さん? きっと、シロは応援して……くれてるんですよ……」


 息も絶え絶えの音星が、額の汗を布袋から取出したピンクのハンカチで拭いながら、シロの気持ちを察してくれた。


「あは……はは……ありがと……な! シロ! ……ハアッ……フウ……」


 だけど、俺はその場で熱さでバッタリと崩れ落ちた。


 俺は完全に気を失った。


…………


「兄貴?」


 どこかから、弥生の声がする。


 昔の懐かしさを残した声だ。


「や、弥生!!」


 俺は飛び起きた!


 そこは、白い花の咲く涼しい花畑だった。

 傍には音星とシロが倒れていた。


「こ……ここは?」

「おれ……いや……兄貴。ここで、お別れだ……」


 姿は見えないが、弥生の声がどこかからする。


「待て!! 弥生ーーーー!!」


 俺はありったけの声で、叫ぶが。

 そのまま弥生の声も聞こえなくなった……。 


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