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勇気と巫女の八大地獄巡り  作者: 主道 学


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7-73

 スポーツ用品店から外へ出ると、肝心なシロがいなかった。


「あれれ?」

「どうしたのでしょう?」

「確かに玄関ドアのところに、いたはずなんだけど……一体?」

「シロ! シロ! どこやーい! ……ほんと、どこへ行ったのでしょうか?」

 

 俺の脳裏に不穏なことが過った。

 スポーツ用品店の照明に、仄かに映る音星の顔にも陰りが見えてきた。


「まさか?! シロ?! もしかして、魑魅魍魎に襲われたのか?! だとしたら、どうしようか?」

「え?! 火端さん! ……シロがこっちへ来ますよ」


 シロが夜の闇の中から、足早に駆けて来た。


「シロ?」

「ニャ―」


 シロは、すぐに元来た道へ戻って、ニャーっと鳴きがら道案内を始めた。


「ああ、そういうことでしょうね」

「?」

「火端さん。シロはきっと、ドライアイスのあるところまで、安全かを確かめに行ってくれたのですよ」

「そうだったのか……シロ……」


 音星がパッと明るい顔をして、シロの後を付いていった。

 俺はシロにすごく感謝をした。


 こんな外灯の明かりも全て消えている夜中の八天街で……。

 この猫は……ただ親猫を失っただけじゃ済ませないんだな。

 

「火端さん。早く! シロを見失いますよ」

「さあて、俺も行こうか!!」


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