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勇気と巫女の八大地獄巡り  作者: 主道 学


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1-6

 真っ暗な地面に開いた穴の中は、また洞窟だった。

 そのままストンと、穴の中へと俺たちを乗せたトロッコは入ってしまった。

 猛スピードで、トロッコはそのまま洞窟へ落ちていく。


 両脇には、土の壁が真っ赤に燃え盛っていて、その高熱によって、俺は冷や汗を大量に掻いた。


 落下しながら、後ろを振り向くと、音星は汗を掻きたながらギュッと目を瞑って俺に抱きついていた。


「心配するな! なんとかなるさ!」

「でも、下は硬い地面ですよ!」


 猛スピードでトロッコが真っ暗闇な洞窟の奥へと落下していく。しばらくして、明かりのある大きな重たそうな扉の出口が真下に見えてきた。地底からの吹き上げる風が激しさを増し、洞窟の出口があるところまでトロッコが音もなく落ちていく。


 俺はゾッとした。

 明かりの正体は、無数の青白い人魂だったのだ。

 

 人魂は出口の周囲を浮かんでいた。


 と、いきなりトロッコに人魂が纏まりつき。同じくフワフワと浮きだした。


「うっ、うお!!」


 俺は小刻みに左右に揺れるトロッコから、振り落とされないようにと両手をついて、足に力を入れ踏ん張った。音星は無言で俺の背中にしがみついていた。


 洞窟の真っ赤に焼けた地面で、トロッコは無事に停止した。


「ふぅーー、どうやら止まってくれたようですね」


 音星が安堵の息を吐いた。

 俺は冷や汗ともども腕で拭うと、あたりを見回した。

 出口はすぐそこだった。

 重たそうな扉を開けてみることにした。


「あ、あれ? ここは?」 

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