表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇気と巫女の八大地獄巡り  作者: 主道 学


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

64/113

6-57

 うーん。

 丸坊主? って、ことは弥生の言った通りに非合法組織の幹部のようだな。

 

 これは……。

 多分……。


 弥生は冤罪の可能性大大大だ!!


 やったぜーーー!!

 

 あ、でも、弥生は交通事故という形で、人を確実に殺害しているんだった?!


 う?!


 うーん……。


 うん!


 非合法組織の幹部だけど、やっぱり罪は罪だよなあ……。


 仕方ないよなあ……。


 あ、そうだ!!


 でも、俺は弥生を絶対助けるって決めたんだ!!


 そうとわかれば早速、弥生を探して合流するぞう!


 でも、どうやって地獄から弥生を助けるんだ?


 いや、助けられるんだ?


 うん。地獄からの脱出法に解脱や転生があったっけ?


 あ、そうか。


 方法はまだあるっていうことか?!

 

 諦めたらそこで方法がもったいないや。


「火端さん? あの。真面目に考え事をしている時になんですが、あそこに、弥生さんがいましたよ。ほら、あそこの坂道のところです」

「うん? ああ。そりゃ良かったぜ」


 弥生は殺風景な坂道のちょうど真ん中にいた。

 大勢の朧気な姿の死者と一緒だから、今まで気がつかなかったのだろうか?


 いや、待て。


 閻魔大王と弥生は何やら話をしていた。けれども、さすがにここからじゃ、何も聞けないや。


「あ! 弥生さんが門をくぐりましたね」


 音星の言う通りに、弥生は閻魔大王との話を終えると門を通って行った。


…………


 閻魔大王がこちらへと来てくれて、弥生とのさっきの話を親切に伝えてくれた。とても忙しい身だと言うのに、俺は閻魔大王に頭が上がらなくなった。


「妹の火端 弥生はその罪悪感から、やはり地獄にいるといいだしたぞ。兄のお前はどうするんだ?」

「え?! 弥生が?!」

「えーっと、火端さん。どうしますか? 私はここまで死者たちを弔うための旅の途中で、その一環でもあるので、一緒にいますが、大事な妹さんのことは決めるのは火端さんですよ」


 そうだよな。

 音星はただの旅の道連れなんだ。

 今まで一緒に旅をしていただけなんだ。


 うーん?


 罪悪感か……。


 このまま地獄へいるのか? それとも地獄から脱出するのか?


 弥生……歩いて行く道を、お前はどちらにしようとしているんだ?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ