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勇気と巫女の八大地獄巡り  作者: 主道 学


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32/113

地獄に仏?

 白猫は俺の顔を見るなり、ニャーと鳴いて近づいてきて、足元で頬を摺り寄せてじゃれはじめてしまった。


 うーん。


 あ、古葉さんの猫屋でか?!


 この猫の所在は猫屋だと知ると、また猫屋へ戻らなければいけない。今度は猫を連れ、俺は猫屋へ元来た道を歩いて行った。


 ただのガキの遣いだと思ったら、色々あったな……。


 ニャー……。


 猫屋へ戻ると、店内では、古葉さんが神妙な顔をしてショーケースを覗いていた。古葉さんの後ろから声を掛けると、いきなり驚きの声があがった。


「わっ! わーー! って、火端か……。驚かすなよ……。あれ? その猫! その猫!」

「うん。ああ、この猫。いつの間にかついて来たんだよ」

「お前……一番。厄介な猫を……」

「へ?」

「その猫はなあ、飼い主によく似た奴を見つけると、どこまでも着いていってしまうんだ。この間なんかなあ……」

「俺、買うよ。金はこの旅が終わったらでいいかな?」

「うえ! ……よし! 売った!」


 俺は白猫を買ってから、民宿へ戻ることにした。古葉さんは、快く白猫を後払いで売ってくれた。俺の実家は茨城県にあるんだ。実家ならいくらか金があるんだ。さて、この白猫の名前は……シロでいいな。決まりだな。 


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