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勇気と巫女の八大地獄巡り  作者: 主道 学


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3-18

 辺りは、おびただしい数の真っ赤に熱せられた鉄岩があり。それぞれに十人ほどの半透明の人型である魂が括り付けられていた。それを鬼(獄卒)たちが手に持った熱せられた斧によって、四肢を切断していく。


 遥か遠くの山々が噴火を起こし、大岩の雨が降ってくる凄まじいところだった。地面の土も真っ赤に焼け焦げていて、山から溢れるドロドロの溶岩がそのまま荒地を流れている。


「あ! すごく熱いぞ!! ここはヤバい!!」

「あ、いえ、火端さん。地獄はもともとこいうところなんでしょうね」

「う……確かにな……。ここは地獄だものな……」

「さあ、妹さんを探しましょう」

「ああ」


 俺の心の中の妹を想う気持ちや、焦燥感や、恐怖心はピークに達していた。

 なんとしても、地獄から妹を探しだすんだ!!


 しばらく、俺たちは走って、灰色の空から降り注ぐ大岩と熱すぎる溶岩を避けながら。探すこと二時間あまり。


 結局、妹は見つけられなかった……。

 どこにもいない。


 けれども、ここ黒縄地獄でも安全な場所を見つけた。


 岩山の間に、小さな白い花が咲いていて、そこにだけは降って来る大岩の雨も、地面を流れる溶岩も近づかなかった。


「音星はここで待っていてくれ! 俺はもう少し探してくる!」

「ええ。お気を付けて……あ! あらら? なんだか不吉な予感がしますね」

 

 俺は音星の向いた首の方向を見ると、ドーンっと大噴火した一つの山があった。


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