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勇気と巫女の八大地獄巡り  作者: 主道 学


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104/113

9-93

「いや、八天街も暑いが。ここも暑いんだなあー」

「君は、駅から降りたら……そればっかりだよ」


 俺は八天街と同じ暑さの銀座に驚いていた。東京そのものも初めてだ。空も同じ。野鳥も少し雰囲気違うけど、同じ……。雑踏は……八天街よりも多いかな?


 ニャー、ニャー。


 ニャー。


 どこかから、猫の鳴き声がする……。


「あ! 火端くん! こっちだ!」

「うん?」

「いつも、ここにいるんだよ」

「何が?」

「ほら、いた!」

「あ!」


 自動販売機の隣に、一匹の黒猫がいた。

 こちらを見ては、スンスンと鼻を鳴らしている。


「確か、シロって名前だったね。火端くんの飼っている猫。そういえば、シロはここへ来たがっていたようだけど、なんとなくわかった気がしてきたよ。多分、シロはここら辺の出身なんだろう。なんだかねえ。古葉くんから飼い主が東京の人だって聞いたことがるからねえ」

「へえー、シロが? ひょっとしたら、あの黒猫はシロの親猫なのかな?」

「さあてね、けれど、きっと違うんだろうなあ。あの黒猫は、私が広部康介のビルを見て回った時にもいたんだよ」

「え? 谷柿さんって、ひょっとしてここに住んでいたの?」


 黒猫の真後ろには、モダンな家がある。


「シロの飼い主って……一体? 誰?」

「さあてね、さあ、こっちだよ」


 モダンな家の脇道を通ると、古いモルタル塗りのビルがあった。


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