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異世界の機神 【寝過ごしたら、そこは異世界 】  作者: 藤谷和美
第三章:初級冒険者 イクシマ
32/42

訓練教官のホムラ:2

 幾嶋はホムラと言う男に顔を向けた。

 そして、少し困った顔でジーナの顔を見てから、再びホムラと言う男に顔を向ける。


「イクシマです」


 軽く頭を下げて、会釈をした。

 どんな相手であれ、初見では無難に挨拶だけはしておくのが、社会人として身に付けた処世術だ。


 ホムラは爽やかな笑顔で右手を差し出して来るが、幾嶋がそれを握り返して来ない事に笑顔のまま首を傾げる。


 幾嶋とホムラと、そしてジーナの間に、微妙な沈黙が流れた。

 周囲に居る冒険者たちが、苦笑いでその様子を見ているのが雰囲気で判る。


「ホムラ! あなた本当に筋肉馬鹿ね。  イクシマが何をやってる処かくらいは、あんたの足りない頭でも理解くらい出来るはずよ」


 ジーナが空気を読めないホムラに、自分の仕事を邪魔するなとばかりに言い放つ。


「おっと、魔力の計測中だったか、うん、すまんすまん、うんうん」


 それでもホムラは、差し出した手を引こうとはしない。

 笑顔で右手を差し出したまま、その場に立っていた。


 幾嶋がジーナの様子を伺うのと、ジーナが幾嶋の様子を伺おうとするのが、ほぼ同時だ。

 しばらくの間、お互いの顔を見合わせてから、二人とも同じタイミングでホムラの方へと向き直る。


「あんた、あたしを馬鹿にしてるつもり?」

「すみません、これが終ってからにしてください」


「うん、なんでジーナが怒っているのか判らないなぁ、うんうん。 俺は新人が来たから後を頼むって呼ばれたんだけどな、うん」


 困惑顔のホムラは、それでも手を差し出したままだった。

 やたらと自分自身の言葉に、自分で相づちを打つような特徴的な話し方をする男のようだ。


「催促してるみたいだから、その手を下げろって言ってるのよ。 すぐ終わるから待ってなさいよ」


 そこまで言われて、初めてホムラという男は自分が差し出している手に気付いたように、手の平を自分に向けて何事か考えた後に、ようやく引っ込めた。


「うん、いちいち上げたり下げたり面倒だろ、うんうん、だったらそのまま待とうかなと思ってさ、うん」


「それを面倒って、あなた…… 」

 ジーナは呆れた顔でホムラを見ていたが、一つ溜息をつくと投げやりな表情になる。


「もう好きにしてて良いわ。 あなたと話していると()()()調子が狂っちゃうのよ」


 そう言うと、ジーナはホムラの存在を無視するかのように、手元の球に両手を当てて何かを確認していた。


「不思議ね、イクシマから計測される魔力は微量だわ。 しかも珍しい黒髪黒目だから期待していたのに、結果が只の無属性だなんて……  でも火属性じゃないと、黒焦げになったクレイワームの説明がつかないのよね」


 幾嶋から計測される漏出魔素が微量なのは、魔素生成炉の出力を絞っているからだし、それが無属性なのは魔素転換炉で用途別に転換されていないからでもある。

 ジーナの疑念を、幾嶋はどうやって誤魔化そうかと考える。


 ラミレスたちが信じたように、魔法を使えると言えば黒焦げになったクレイワームという証拠があるだけに、疑いも無く信じるだろう。

 しかし、魔法使いが冒険者全体の中では希少な存在だと聞いてしまうと、出来れば無用なしがらみを作るべきではないと思う。


 どこにでも居る剣士であれば、引く手あまたという魔法使いを自称するよりは目立たず自由でいられるだろうと、そう考えたのだ。

 それに、例えば魔法を使って見せろと言われても、幾嶋の使う武器を本業の人達が見て魔法だと思ってくれる確証もない。


「何て言うか、あの時はクレイワームに襲われている人が居て、必死で助けようとしたんで、自分でも何をやったのか良く覚えてないんですよ」


 覚えていないという子供じみた言い訳だが、この世界では魔法以外の攻撃手段でクレイワームを黒焦げにする事は有り得ないのだろうと考えると、そう言うしかない。

 あの場に魔法を使える者が他に居なければ、それをやったのが自分では無いという言い訳も通らないのだ。


「ふーん、意識して魔法を使った訳じゃ無いとすると、あなた、火炎系の武技を使う才があるのかもしれないわね。 武技の発現は、追い詰められた時なんかに、気まぐれに発動する事も多いのよ」


(武技と言えば、サージェの仲間のゴンゾが盾の武技を使えると言っていたな)

 幾嶋は、つい先ほどラミレスの家の前で交わした会話を思い出す。

 魔法以外にクレイワームを黒焦げにする攻撃方法があるという事は、目覚めてから数日しか経過していない幾嶋にとって、初めて聞く話だった。


「ランクが上になればなる程、そういう武技を使える冒険者も多いから、有り得ない話じゃないわ」

 ジーナは、したり顔で得意気に言う。


 その自慢気な表情を見ていると、こういう蘊蓄を語る事がジーナは根本的に好きなのだろうなと幾嶋は思った。


(なるほど、武技という言い訳が使えるのなら、僕が普通に属性付与をした剣を使っても不自然では無いということだな)


 幾嶋は、ひとり納得する。

 状況が判る前の段階で必要以上に目立つことは、まだ出来るだけ避けたいのだ。


「じゃあ、あなたの登録種別は剣士だけで良いわよね? 他に何か申請したい職業はあるかしら? 後から追加も出来るから、無理に色々登録しなくても良いわよ」

 ジーナはそう言って、手元にある別の書類に何かを書き足していた。


「職業って、冒険者が職業じゃないんですか?」

 思わず、そう聞き返す。


 自分は冒険者になったのでは無いかと、そう訊ねたのだ。

 普通に考えれば、冒険者というのが職業だと思うのは無理も無い。


 その問いかけを聞いて、ジーナはわざとらしく何かに気が付いたような顔をして幾嶋を見てから、満面に笑みを浮かべた。


「あー、職業ってのはが冒険者ギルドに登録する戦闘スタイルの事よ。 だから器用な人は複数登録も可能よ。 基本は早い者勝ちだけど、クエストを割り当てるときに得意なスタイルが判っていると、こっちが判定し易いってだけかしらね」


「うん、剣士とか魔法使いとか暗殺者とか射手とか、僧侶とか、そいう奴だな、うんうん」

 後ろからホムラが口を挟んできた。


 それを無視して話を続けるジーナ。

 チラリともホムラの方を見ようともしない。


「冒険者ギルドの公式用語では『職業』って言わずに『クラス』って言うんだけど、冒険者たちの間では通称として『職業』って言われているわ」


「うん、クラスごとに固有のスキルとか武技があって、そういうのは習得方法も確立していて、覚えやすい傾向にあるね、うんうん」

 ホムラは放置されているのに飽きたのか、しきりに口を挟んでくる。


 ジーナは、徹底的に無視を決め込んだようで、一切反応を示さない。

 同じ職場で有ればお互いの性格は判っているだろうから、これが普段通りなのだろうと思い、幾嶋は気にしない事にした。


「じゃあイクシマの登録証を作らせるから、その間にそこの筋肉馬鹿のオリエンテーションでも受けておいてちょうだい。 あ、オリエンテーションってのは冒険者ギルドの公式用語で、初心者向けの説明とか練習って意味だと思ってくれて良いわ」


 そこまで言うと、ジーナはようやくホムラに顔を向けた。

 ホムラは、ようやく自分の番が来たかと嬉しそうな反応を見せる。


(これは、完璧に飼い慣らされているな…… )

 幾嶋は、心の中でそう思った。


「うん、よしよし、じゃあ修練場で君の力を拝見させてもらおうかな。 着いてきなさい、うんうん」


 ホムラは幾嶋の返事も待たずに振り返ると、掲示板の奥に有るドアへと歩き出した。

 ジーナの顔を見ると、行きなさい!と言わんばかりに顎でホムラの方を示していた。


 もうつい先ほど、幾嶋の突然の態度変化に狼狽えていた自分の事は、既に過去の出来事として完璧に立ち直っているようだ。


(こういう我を通すタイプって、周囲が譲歩しているから言いたいことが言えるって事に、気付いていないんだよな)


 幾嶋は、チラリとジーナを一瞥してから、ホムラの後を追った。

 いずれは近日中に出て行くつもりの街であるから、ここで一悶着起こす気も起きない。


 少し歩いた処で、ジーナを振り返って訊ねる。

「ところで、冒険者ギルドって年齢制限はあるのかな?」


 後ろを向いて、別の職員に何事かを指示していたジーナが幾嶋の声に振り返り、問いかけに答えた。

「いちおう、10才から登録は可能よ。 まあ雑用とか採集くらいしか出来ないでしょうけど、働かざるを得ない貧しい子は多いわね」


「ありがとう!」


 そう言って、幾嶋はホムラの後を追う。

 エステルは、年齢的には問題が無さそうだ。


 そこまで考えて、ふと幾嶋は疑問に思い、歩きながら首を傾げる。

(でも、年齢制限があるとしても、どうやって実年齢を確認するんだ?)


「年齢ってのは建前で、実際は身長とか体の大きさを見てギルドが判断するのよ」


 ジーナは、幾嶋の考えが読めるかのように、そう付け加えた。

 実際は、心が読めるわけでは無く、そういった質問をする者が多数いるという事だけなのだった。


(すると、エステルは12歳にしては、体が小さいから駄目な可能性もあるって事か…… )


 どちらにしても、まだエステルを連れて町を出て行くかどうか、それを決めたわけでは無い。

 もしもの場合を考えて、念のために聞いておいただけだった。



「うん、君はその立派な装備から見ても素人じゃなさそうだな、うん。 きっと、そうだな、うん、以前は傭兵か何かだったのかな?うん」


 やたら自分の言葉に自分で相づちを打つホムラという男。

 自分が他人から相手にされていない事を、内心気付いていたり、自分の話に本当は自信が無かったりする事が多い人間なのだろうか?


「ええ、まあそんな処です」


 応えようのない質問なので、曖昧に応える。

 大きな体と屈託の無さそうな笑顔の裏に、複雑な何かを抱えているのかもしれないなと、そう思った。


「ところで、ジーナが言っていた『肉体強度』って、どうも筋力とか持久力とか、そういう意味じゃ無さそうですね」


 前を歩くホムラに、追いついた幾嶋が問い掛ける。

 ホムラの分厚い肉体が前にあると、元々広くも無い通路だけに、余計に狭く感じてしまう。


「うん、君は『経験値』という言葉を知っているかな?」


 ホムラはそういって、歩く足を緩めずに軽く振り返って、チラリと横目で幾嶋を確認した。


「え?、『経験値』ってゲームでよくある、敵を倒して手に入れるアレですか? まさか違いますよね」


「うん? ゲームってのが何だか判らないけど、良いところを突いてくるね、うんうん。 これはさっきジーナが言っていた『肉体強度』って物に関係があるんだな、うん」


 思わず聞き間違いかと思って問い直す幾嶋に、それが肉体強度に関係していると言い切るホムラ。


 幾嶋にしてみれば『経験値』などと言う用語は、まだ平和だった子供時代に、友達に誘われてやったオンラインゲームに出て来た言葉だった。

 それが、何故かこの世界では現実の物として会話に出てくる事の違和感に、幾嶋は首を傾げるしかない。


 言葉は同じでも意味する内容が違うかも知れない、そうも考えられる。

 幾嶋は、ホムラの次の言葉を待つ事にした。


「うん、自分よりも強い相手を倒し続けているとね、ある日、自分の体が今までよりも少し強くなっていることに気付くんだ。 これを冒険者たちの間では『経験値が溜まった』って呼んでいるんだよ、うんうん」


「相手を倒す事による経験で、自分が強くなるって事なんですか?」


「うん、ちょっと違うね、うん。 自分より強い相手じゃないと『経験値』は溜まらないんだな、うん」


「自分より弱い相手を倒しても手に入らないけど、強い相手だと手に入る物が何か有るって事ですか?」


「うんうん、ちょっと強い相手だと少ししか溜まらないし、とても強い相手だと沢山溜まるって言われているね。 もっとも、あまりに強すぎる相手から得られる『経験値』には毒があるから、人の姿で居たいなら無理はしない事だよ」


 ホムラは意味ありげにそう言って、何事かを思い出すかのように、何も無い中空に目をやった。


「毒って、害がある物なら危険じゃないですか!」


 敵を倒すことで逆に毒を浴びる危険が増えるというのは、報酬をもらったとしても割に合わないのではないか。

 幾嶋が思ったのは、そういう事である。


「うん、まあ耐えられるかどうかは本人の耐性の問題もあるし、平気な奴も居るからね。 まあ少しずつ溜める分には問題は無いよ、うん」


 それきり、ホムラは何かを考えているかのように黙ってしまった。

 気不味くなった幾嶋は、話題を変える。


「強くなっているって、具体的にはどういう状態なんでしょう?」


 話題が変わって安心したのか、或いは気持ちを切り替えたのか、再び饒舌に話し始めるホムラだった。


「うん、そうだよね、それだけじゃ判らないよね、うんうん。 例えば敵の攻撃を受けたのに今までよりダメージが少ないとかダメージの回復が早いとか…… あとは何発も殴らないと倒せなかったのに、一発で倒せるようになったとか、使えなかった武技を使えるようになったとか、武技の威力が増したとか、そういう感じだね、うんうん」


「それって、普通に体を鍛えて筋力や体力が増えているってだけじゃないですか?」


 体というものは、鍛えればそれだけ強くなるものだ。

 幾嶋がそう考えたのも、無理は無い。


「うんうん、知らない人がそう思うのも無理は無いけど、変化のレベルが全然違うんだな、うん」


「どう違うんですか?」


「うん、例えばCランクなんかは、まだ人が鍛えればなんとかなる範囲なんだけど、Bランクも中盤辺りから上になると、もう人のレベルを超えているんだよ、うんうん」


「例えば?」


「うん、人がなんとか倒せるのは、せいぜいがゴブリン単体だったり小さな獣くらいで、それ以上は無理なんだ、うんうん。  でも、Bランクあたりになると、ゴブリンも狩れるしオークだって倒せる奴も出てくるね、うん。」


 幾嶋としては、今ひとつ敵の強さが判らないから、なんともホムラの話に相づちの打ちようが無い


 人がどれだけ修練を重ねても、体長3mを超えるような羆や北極熊には素手で勝てないというような意味なのだろうかと、自分なりに納得しようとするが、いまひとつピンと来ない。

 まだ幾嶋は、ゴブリンやオークなどと戦った事も無いのだ。


「それじゃあAランクあたりになると、どれくらい強いんですか?」


 たぶん、凄いという意味で出たのであろうBランクの、その上にあるAランクというものは、どれくらい人間離れをしていると言うのかと聞いてみたのだ。

 恐らく強さの基準が判らないという事実には、変わりが無いのだが……


「うんうん、そうだね、Aランク上位にもなると、もう動きが目で追えなくなるね、うん。 そうそう、パーティを組めばワイバーンなんかでもなんとか倒せるって言えば判るかな?うん」


 正直、判らなかった。

 幾嶋にしてみればワイバーンなど一人で事足りるし、それも一撃で首を落とせるのだから、ホムラの言う凄さが判る訳が無い。


 あまり驚かない幾嶋に、ホムラが妙な奴だなというような顔をした。

 おそらく、ここは『えっ、あのワイバーンを倒せるんですか!』と大げさに驚くところなのだろう。


「とりあえず上位の冒険者になると、人間の枠を超えたレベルで強いって事みたいですね」


「うんうん、そこはもっと驚いて欲しかったんだけどね、うん、一言で言ってしまえば、そういう事かな、うん…… 」


 幾嶋が期待通りの反応を示さなかった事にガッカリしたのか、目に見えてテンションが下がるホムラ。

 なんとも正直な男だ。


 冒険者としてランクアップをして行けば、いずれはワイバーンをも倒せる程に強くなれるかもしれないと言う、誰しも少なからず持っているだろう超人願望をくすぐる話題は、残念ながら不発に終わった。


 恐らくホムラは、この話を冒険者志望の新人が来る度に同じように話して、同じように冒険者になる事への期待や希望を盛り上げているのかも知れない。


「じゃあ何故、魔法使いや射手は肉体強度が上がりにくいんですか? 同じように強い敵を倒していれば同じように強くなるはずですよね」


 そう、それはホムラが話してくれた内容では解消できない当然の疑問だった。

 冒険者が強くなる為に、強い敵を倒すというシンプルな共通の理由があるのなら、魔法使にいだって同じように肉体的な強化があって当然のはずなのだ。


「うん、冒険者ギルドとしては、人の枠を超えて強くなれるという事は、まだ公式見解として認められていないんだな、うん」


「つまり、強くなれる理由が明らかになっていないと、そういう事ですか」


 幾分呆れながら、幾嶋はそう言った。

 結局判らないという結論なら、やはり迷信なのだろうと思えてしまうのは当然だ。


 その後も歩きながら話を続けたが、Aランク以上の冒険者という者の具体的な強さ自体が判らないから、やはりピンと来ない。

 ホムラの話を聞く限りでは、人間の枠を超えて強くなるという事が冒険者に信じられている事だけは間違いが無さそうだった。


 だが現実に人の枠を超えた冒険者という者の存在を、まだ見た事が無い幾嶋にとってホムラの話す事は、冒険者達の間でだけ信じられている迷信だとか噂に過ぎず、まだ半信半疑だった。


 これには、破局の時以来長い年月の間に変化を続けた、魔素と関連した変成ナノマシンの存在が鍵となるのだが、まだ科学と呼べる物の存在していない世界では、それは解明の出来ない謎のままなのである。


 ホムラと話しながら通路を抜けた先には、テニスコート程の広さの中庭があった。

 いや、中庭というには飾り気がまったくない、土が剥き出しの地面は整地されておらず、でこぼこしている。


 広い中庭には、チラホラと木剣を交えて訓練をしている冒険者らしき姿もあった。

 二人に、周囲の視線が集まる。


「ようこそ、冒険者ギルドへ! そしてここが修練場だ」


 ホムラは、『ようこそ冒険者ギルドへ』というような定番のセリフだけは、どうやらまともに言えるようだった。


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