クスリ兄弟の奮闘1
ナレーション「ここは部屋にポツンと置かれたビンの中の世界。」
兄「よーし!いよいよ俺の番か!!仲間達は幸せに最後を迎えられたのだろうか?」
弟「兄ちゃん兄ちゃん!!」
兄「ん?」
今登場したコイツは俺の弟の「○○○」だ!
我々はビンに入ると同時に兄弟の契りを結ぶのだ。
兄「おお、○○○かぁ。」
弟「そうだよ!兄貴!!どうかしたのかい?」
兄「いや。大事な一戦を前にハイな気持ちになっていたから、逆にボーッとしてたんだ!ハハハハハ!」
弟「キャハハハハ!!まったく、兄殿は!!」
兄「どうだ?戦いを前にしてみて!高まって来ないか?」
弟「モチロンだぜ!あんちゃん!!」
兄「……ん?」
先ほどから何か違和感を感じるなぁ。まぁ、些細な事だろう。
これから一緒に戦う仲間であり、ライバルなわけだからな!
兄「戦う為には体力が必要だからな!夜の内にしっかり休んでおけよ!」
弟「オッケー!兄者!!」
まただ!なんだ?この感じは!?
弟「兄さんは、今どんな気持ち?」
兄「………。」
弟「ブラザー??」
兄「……!?」
確信した!!俺に対しての呼び名が安定してない!?俺が誰だか理解してないのか!?
いや、自分が弟だというのは理解しているな。まぁ、何百という仲間が一緒に生活をしていた訳だから、色んなヤツがいたんだろう。
俺だって知らないヤツがいたんだから、仕方ない!
弟「おにぃ?」
兄「あ、あぁ、俺は、限界を超えるつもりだ!そのために日々生きてきたのだからな!」
弟「さすが!俺のジーザス!!」
兄「ジーザス!!?
神がこのビンの中に居たのか!?」
弟「いやぁ、やっぱりお兄様はこうでなくっちゃね!!じゃあ今日は寝るよ!明日が楽しみだね、ピィチャーイ!!」
兄「どこの国の呼び方だ!……まったく寝るのだけは早いんだから。俺も明日からの戦いに備えて寝るかな。」
ナレーション「こうして兄弟の戦いは静かに幕を開けるのでした。」
2へ続く…




