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怒り

ああ腹が立つ、静かな場所を求めてここに来たというのに、なぜ足をたたいて笑う阿呆がいるのか。

笑い声を止めろ、うるさい、ほかの場所に行け。

疾くされ、眼前から、声の届かない場所へ、

動くならお前らだ、私は動かない、作業しているのが見えないのか、わかった、居るのはいいから話すな。

今ここで化け物になれたのなら真っ先にお前らを引き裂いてつぶしてやる。

お前らのような人間が楽し気に話すな、肩をすぼめ生きろ、陰鬱に死ね、私より幸せになるな。

お前らのような輩を見るたびに私の今が暗くなる、影が沸いてあふれ出すんだ。

羨望じゃない、これは羨望じゃない。

お前らをうらやむものか。

いいか、私はお前らより絶対に、必ず正しい位置にいる。

なんと言い表すかわからない、これはきっと私の知らない言葉だ。

怒りではある。

ただそうじゃない。

落ち着いてきた。

忌まわしい。

私はこんなにもつつましく生きているのに。

ああくそ。

ずるい。

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