第72話、対話
異世界間同盟、この使者が来た後、日本に暮らす天河信は、狙われる身となった。
「天河信君かな?」
「ええ、天河信は俺です」
「異世界間同盟、または天河信陣営、君が築いたと聞いたが?」
「昔の話です」
銃を突き付けられた。
「来て貰う」
「ええ」
異能の大暴れを発動、スピードイーターに時速1200kmに加速、指に敵の首の肉を引きちぎり、離れたヵ所の敵に一撃。
「最速の勇者とはこういう意味か」
敵を倒す勇者、この離脱した先。
「そっか、難しいな」
通報をこなす。
「天河信君かな?」
「ええ」
「日本政府から派遣された内閣府の者だ」
「なるほど」
「先ずは車で行こうかな」
「ええ」
この内閣府の総理大臣に面会する。
「異世界間同盟、または天河信陣営、異世界で様々な国家と勢力を築いた魔法戦士の勇者、建国も多く、君の内容は驚いたよ。異世界に科学を持たした科学者も兼ね、魔法を極めた要人とはね」
「それで?」
「うむ、君の処遇についてかな、君を日本に置くのも、まあ仕方ないがね」
この会話と、異世界間同盟の八十か国がサインした日本との裏外交にサインした。
「十分だよ、君を脅かす敵も減るだろう」
「総理大臣、異世界間同盟軍は地球に関心がある、科学発祥地として、異世界間同盟軍は核、化学、生物の兵器は保有しない方針だ」
「それで?」
「異世界間同盟軍は地球のNATOに対し侵攻計画の用意がある」
「ふむ」
「軍事力に地球をねじ伏せようとする意見は多い、裏外交の失敗は即時侵攻と考えていい」
沈黙。
「異世界間同盟軍は多国籍軍陸軍、海軍、空軍、水軍傭兵隊、海兵隊、傭兵軍、貴族連合軍、魔法軍の8軍制だ。総兵力は約800万」
沈黙。
「剣と魔法のファンタジーではない、魔導炉、太陽光発電システム、カービンモデル、主力戦車120㎜ライフル砲、飛空艇、戦闘機、攻撃ヘリ等を保有した超弩級の軍事組織、日本の自衛隊が全滅しても勝てない」
「それは脅しかね?」
「政治家の圧力だ、通じるだろう専守防衛の日本政府」
沈黙。
「ではな」
この内容は地球上に広まる。
天河信の身柄を拘束しようとした側の死体の前に転移した信は復活魔法。
「起きたか」
制約を与える。
「天河信に従え、善き奴隷よ」
劇痛から従う。
「所属は?」
「アメリカ合衆国CIAです」
「誰の命令に銃を突き付けた?」
「アメリカ合衆国CIA長官エドワード・スミスです」
「なるほど」
転移に消える。
在日米軍基地に現れた。
「ここは在日米軍基地で当たってるか?」
「所属を名乗れ!」
「異世界間同盟軍8軍制多国籍軍所属」
「貴様、ふざけてるのか!」
「上官に聞いてみろ」
この兵士は上官に聞く、この上官は上官に聞く、このリレーにペンタゴンの長官から返答が来る。
「異世界間同盟軍8軍制多国籍軍所属のどなたですか?」
「異世界間同盟軍8軍制多国籍軍所属の元総大将天河信」
このリレー、この案内と在日米軍基地司令官と面会。
「異世界間同盟軍8軍制多国籍軍所属の元総大将天河信でいいかな?」
「天河で十分だが、まあいい」
「用件を」
「アメリカ合衆国CIA長官エドワード・スミスの命令に構成員が銃を突き付けた」
「なるほど」
「返り討ちにしたのは4人、生存者は一名」
「なるほど、それで来たのですか、大統領が面会したいと」
「まあいい」
輸送機にアメリカ、この車でホワイトハウス。
「やあ天河君、エドワード・スミスの事は謝罪するよ」
「まあいい、本題に入ろう、NATOに対し侵攻計画がある、異世界間同盟軍は科学発祥地の地球を警戒心の核、化学、生物の保有も含め、また好戦的な地球人を思えば、避けられない運命と思ってる」
沈黙。
「異世界間同盟軍8軍制多国籍軍は約800万、陸軍、海軍、空軍、水軍傭兵隊、海兵隊、傭兵軍、貴族連合軍、魔法軍だ。各100万人を常設にしている、異世界間同盟の八十か国はそれ以上の軍事力を保有している、異世界間同盟軍8軍制多国籍軍の第二回、第三回までは常に保有している」
「異世界間同盟軍8軍制多国籍軍な地球上のNATOに対し侵攻するとなると応戦は避けられない、核の使用を検討中だ」
「難しいな、国民が核とはいうまい、通常戦力の開戦になるかな」
「なるほど、異世界間同盟軍8軍制の情報提供を求める」
「まあいいだろう」
この携帯電話に会話、異世界間同盟から情報が提供された。
地球上のNATOは深刻化した原因はアメリカ合衆国CIA長官エドワード・スミスの強引な天河信の拘束命令と判断。
「NATOの緊急会合を開く予定だ」
「難しいな、通常戦力に劣るのは」
「NATOとて非力ではない」
「だが異世界間同盟軍8軍制多国籍軍の元総大将天河信を拘束しようとした側ではあるな大統領」
「大義名分かね?」
「そうだな、そうなるな」
この失態にエドワードは解任、後任がつく。
NATOの緊急会合、また地球上の様々な外交が動いた。
「日本に帰る、君達の未來を祈ってるよ」
輸送機に日本に帰る、帰宅と生活。
登校と考えること。
「天河君は高校生離れしてるね」
「そうだね、でも日本政府や、NATO諸国は深刻化した原因を自腹って考えてる」
「なんの話?」
「天河信が高1の入学式にいなかったクラスメイトの君が怪しいな」
「なるほど、でも必要と思うな」
「意見は最適解と答えよう、因みに携帯電話の紹介はできる?」
この携帯電話の契約の紹介。
コンビニのアルバイトもこなす。
異世界間同盟軍8軍制多国籍軍所属の元総大将天河信がわかる通話可能な人物に連絡先を交換する。
「異世界門は慌ただしいな」
異世界間同盟軍8軍制多国籍軍から侵攻計画が通知された日本自衛隊は守りをかためる。
「君を何て呼べばいい?」
「山田太郎でいいわ」
「なら山田、異世界間同盟軍8軍制多国籍軍と地球上のNATOは衝突したら軍事力も理解できるだろう、わかりやすいコミュニケーションだ」
「すると東京都の奥多摩駅近い異世界門から、大侵攻になるわね」
「交戦も異文化コミュニケーションだ、第二次世界大戦の鬼畜米兵と叫んだ日本人も多いだろ、アメリカ合衆国は日本と戦争を交え、異文化コミュニケーションしたわけだ。チューインガムを噛むアメリカ合衆国とね」
沈黙。
「NATO諸国に侵攻を前に日本には降伏して貰いたい」
「できかねるわ」
「そうかもしれない、だが戦争を回避するには降伏が一番だ、悪い話とは思わないが」
この放課後のアルバイト、帰宅後の夕飯。
「異世界間同盟軍8軍制多国籍軍の増強を要請する」
『どれくらいに?』
「倍の各200万」
『わかりました』
第一回の先鋒、第二回の次鋒が用意された。
転移に現れた内閣府の部屋。
「異世界間同盟軍8軍制多国籍軍より、増強した各200万に増やした」
「まちたまえ、異文化コミュニケーションと表現した戦争に日本を巻き込まないで貰いたい」
「すると異世界間同盟軍8軍制多国籍軍を通すのか?」
「通過するだけなら不満はない」
「NATO諸国は陸続きではない、最低限に海軍、空軍を通す必要がある」
「制空権だけでも十分かはずだ」
「違う違う、地球上の七割を占める制海権だ」
この交渉となり、日本は異世界間同盟軍8軍制多国籍軍の通過を認める、また制海権の確保の為に海軍を認める、制空権の為に空軍を認めるとした。
異世界間同盟軍8軍制多国籍軍の展開、地球上の様々が驚く大軍。
1600万人の展開。
「NATO諸国に対した威力侵攻計画を発動する」
異世界間同盟からNATO諸国に対した宣戦布告、この戦時にNATOは宣戦布告を受けた。
飛空艇の艦隊が航空艦隊、海軍は輸送と展開中。
異世界間同盟軍8軍制多国籍軍所属の戦闘機は超音速戦闘機を飛空艇空母から発進。
フリーダム&ドワーフの超音速戦闘機のフリーダム系が舞う。
日本から北米を直接に侵攻、攻防戦と日本からアラスカ、日本からカナダ、日本からアメリカ本土、この航空戦にNATOは大敗。
空軍より海兵隊、傭兵軍、貴族連合軍が上陸。
主力の上陸が相次ぐ。
120㎜滑空砲搭載の主力戦車と、120㎜ライフル砲搭載の主力戦車が激突。
魔法と科学の両立された異世界間同盟軍8軍制多国籍軍は快進撃。
制空権を失った北米は脆く、また異世界間同盟軍8軍制多国籍軍はヨーロッパ各地に侵攻。
1ヶ月にNATO諸国は制空権を失った。
次の制海権の争いにNATO諸国は大敗、地球上の制海権を失った。
応戦は避けられない為に陸上に激突。
4ヶ月にNATO諸国は決戦に敗れ、条件付きに停戦。