第69話、積み荷
漁村の海運業、造船所、製塩業は大成功、また住み着いた側を新市街という1角を作り、受け入れる。
王国内の山岳にある子爵家の町、漁村は海岸線にシロが半日に往復する。
「うーん。商いの隙間だね、手すきの女性陣営に食堂、宿屋、風呂屋、洗濯屋、パン屋を作って貰う」
この形に内政、またシロの味方の頭達が利用、山岳の町は木材、鉄鉱石、銅鉱石、シロの作らせる綿花の生産力が高い。
「税収は増えたけど、父さんは物入りだし、長男兄さんは増えた子供、次男兄さんは妾を貰ったし、三男兄さんは新しい奴隷を買ったし、何かと物入りだな」
「頭、他の頭達が来てます」
「わかった」
この戦争の物入り、シロの手下達の商会が経営する格安系の武具、馬等の仕入れ等。
「頭、漁村の小頭から積み荷に妙なのが」
「うーん。急ぎに走るか」
馬より速い、この漁村に来る。
「積み荷に妙なのがって?」
「頭、積み荷に白い薬が混じって」
「白い薬?」
このシロが掴む。
「あ、これ阿片だ、麻薬だよ、誰の積み荷?」
「セードル隊の頭の積み荷です」
「セードルのおっさんが麻薬、あの元騎士のおっさんが麻薬ってないな、セードルのおっさんに確認だな」
「予定表に言えば隣国です」
セードルを追う、この形に馬より速いシロは有名にもなる。
「シロか、どうした?」
「セードル隊の積み荷から阿片って麻薬がでた、水軍提督は知らないらしい、時価に金貨4000枚はする阿片だ」
「シロ、金貨の価格からどういう品だ?」
「積み荷に混じっていた、漁村の小頭が妙なのがって報せた」
セードル隊が受け取る予定表の漁村の受け取る。
「白い薬が阿片」
「鞄は誰のだ?」
セードル隊はわからない鞄と阿片に困る、この形に東奔西走。