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詩全集

理想体

作者: 那須茄子

光を晒け出す

遠い昔と遥かな未来の七色

偶然を装って君を見つけたフリをする


待ってなんかあげない

すぐ追いついて来て

怖いぐらい真っ直ぐな純粋さで

翻弄させちゃうね

心配しなくても段々慣れてくると思う

私の扱いにも


知りたいのは

些細な事ばかりで

夢見がちな君のために理想体でいてあげる

可愛くて優しくて根暗な君なんかにも構ってくれる

素敵な女の子

忠実に

君の脳内を再現して趣味嗜好に合わせてるから


「君は私を好きになっていいんだよ」











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