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プロローグ

天野勇一38歳、職業はフリーターで年収200万円ちょっと。独身で恋愛は経験ゼロで、友達といえる存在すらほとんどいない。

しかし、そんな僕にはひとつだけ人に誇れることがある。シューティングゲームなら誰にも負けないこと。

僕はすべてを犠牲にして、シューティングゲームだけに人生を捧げてきたのだ。


そんな僕にとって、今日は記念すべき日だ。2020年4月15日、シューティングゲームの最高傑作と

言われている『ダライアス』の10年ぶりのアーケード新作の『ダライアス・ビックバン』がリリース

されたのだ。


早朝から並んで一番にゲーム筐体に入り、何度かの失敗を乗り越えていよいよ、最終面にたどりついた。

ラスボスがやっとお目見えする。


「WARNING」の文字が繰り返され、大きな警告音が鳴り響く。そして画面には、巨大な敵、ラス

ボスが登場する。


しかし、僕はそのラスボスを目にすることはなかった。ラスボスが現れる一瞬前、僕はこの世から退場

することになったのだ。この世から転生して、宇宙時代の未来へ。


今、まさに宇宙戦闘が始まろうとしている、宇宙艦の乗組員に転生してしまった。


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