1限目
毎日更新の短め小説でーす。
美久「何曜日が一番好きー?」
莉子「急だな……」
蕾「わたしは金曜日かなぁ~」
美久「ちなみに私は土曜日!」
莉子「私も金曜かなぁ……」
蕾「わ~一緒だ~っ」
美久「なんで金曜?」
莉子「ほら、この日を凌げば二連休じゃん」
蕾「そうそう~、気が抜けるよね~?」
莉子「蕾はいつも抜けてるけどな?」
蕾「え~酷いぃ」
久留実「あたしは日曜日だなぁ」
美久「あ、おかえりー」
莉子「おかー、聞こえてた?」
久留実「凌げば~の辺りから聞こえてて、なんとなく察した」
美久「日曜……土曜も一緒じゃない?」
久留実「土曜は、よく模試で潰れるから嫌い」
蕾「あ"~わかる"~」
久留実「もー、寒いからってくっついてくるなー蕾ー」
莉子「急に冷え込んできたよねー」
美久「そうそうー。この前朝窓開けたら冷たい風がビューーーッって部屋ん中に入ってきて即行窓閉めたよー」
莉子「マフラーとかにはまだ早いけど、もうセーターは必要だよなー」
久留実「手袋も必須よ!……だ~っ、髪をくしゃくしゃするなー!」
蕾「えへへー」
久留実「あーもう……」
莉子「自転車にはこの寒さは敵かー」
美久「私ら徒歩だからあんまわかんないけどねー」
久留実「もう手が冷たくて冷たくて……」
蕾「んー、冷たくないよー?」
久留実「そりゃ自転車乗ってないからね?」
蕾「あーそっか~」