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異世界は幸せ(テンプレ)に満ち溢れている 作者:うっちー(羽智 遊紀)
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67話 武器製造 -弓矢を作ってみますね-

やることが無いので軽く武器を作ってみます。
 取り敢えずメルタの冒険者デビューは5日後にすることにし、カレナリエンに頼んで基本的な弓の使い方や冒険者として気を付ける事を実践に基づいた内容で指導するように頼んだ。一方、亮二はカルカーノ商店に来ており武器や防具の材料となりそうな素材を購入していた。

「メルタさんが狩人として登録したから弓と防具の用意が必要だよな。でも、既成品だとあまり良い物が無いし、せっかくだからスキルを取ってメルタさん専用の弓矢や防具を作るか。デザインもスキルを取ってカバーするぜ!」

 亮二は必要な素材を購入して作業小屋に戻るとインタフェースを起動させてパッシブスキルの“武器製造”“防具製造”“デザイン”のスキルをそれぞれ5づつ取得した。スキルの数値がどの位の影響を与えるかは分かっていなかったが、“創薬 5”のスキルで5倍ポーションを作れたので取り敢えずは同じ様に取ってみた。現在の亮二のスキルはパッシブスキル12とアクティブスキル7となった。

 パッシブスキル
 ・料理 5
 ・交渉 5
 ・創薬 5
 ・強運 5
 ・建築 5
 ・採掘 10
 ・鑑定 10
 ・無詠唱(10)
 ・礼節 7
 ・武器製造 5
 ・防具製造 5
 ・デザイン 5

 アクティブスキル
 ・火属性魔法 3
 ・水属性魔法 3
 ・風属性魔法 3
 ・雷属性魔法 3
 ・氷属性魔法 3
 ・土属性魔法 10
 ・回復属性魔法 3

 使用スキルポイント:105 残スキルポイント:55

 ◇□◇□◇□

 作業小屋にやって来た亮二は弓矢の素材になりそうな物を片っ端から出して考え込んでいた。

「よし!まずは弓矢から作っていこう。せっかくだから強力な弓矢を作ってメルタには無双してもらいたいな。この森の中で見つけた“素材名:かなり丈夫な木”がいい感じの長さだからこれを曲げて…、って曲がらねぇ!本気で頑丈だなさすがは“かなり丈夫な木”」

 力任せに曲げようとしたが全く曲がる気配が無かったので、亮二は一旦作業を止めると曲げ方について考え始めた。

「確か木を曲げる方法って蒸して柔らかくして固定するんだったよな。機械とかが有れば楽なんだろうけど、ここは異世界!全て魔法で解決してやるぜ! それと、硬いままだとしなりが生まれないからその辺も工夫してっと」

 うろ覚えの知識で何とか出来る箇所は頑張って、無理そうなら魔法でゴリ押しする事を決めた亮二は【土】属性魔法で土台を作り出して丈夫な木を置き、曲げたい箇所に手を当てると【火】属性魔法と【水】属性魔法を混ぜ合わすイメージをしながら蒸している状態を再現させて木を曲げていった。

「おっ!曲がり始めた!ユックリと曲げて、この辺りで【土】属性魔法で押さえ込んで固定して暫く放置だな。その間に弦を作っておくか」

 30分ほど掛けて弦を作った亮二は丈夫な木が固まっていることを確認すると、木に対して魔物の皮を貼ったりと補強を行って弓としての形を整え、しなりも出るようにスキル武器製造5を駆使し、スキルデザイン5を使って見栄えを良くしながら加工を行っていくのだった。

 □◇□◇□◇

「メルタさん、ちょっといい?」

 亮二に声を掛けられて夕食の準備をしていたメルタはシーヴに残りの作業を任せると亮二とともに作業小屋にやって来た。

「どうなさったのですか?夕食の準備が有りますので余りお時間が取れませんが」

「大丈夫!そんなに時間は取らせないから。ちょっとメルタさん専用の武器を作ったから試射をして欲しいなって」

 亮二はそう言いながら短弓をメルタに手渡した。メルタは短弓を手に取ると思ったよりも手に馴染んでおり、カレナリエンから練習用として渡されている弓に比べると比較にならない位に軽かった。

「物凄く軽い弓ですね。カレナリエンから弓は長い方が、威力が出ると聞いていたのですが短弓を頂けたのは技術がまだ伴ってないからですかね?」

「この短弓だけど、一から俺が作ったから大丈夫だよ。長さこそ短いけど、木自体も頑丈でしなりも出るように作ってデザインも頑張ったし、弦もかなりしっかりと作っているから切れることもない。それに引いてもらったら分かると思うけど短弓である分を差し引いたとしても軽く引けると思うよ」

 メルタの質問に答えながら亮二は短弓に施している作業の説明を行った。

「この短弓だけど、通常の作成工程以外にあちこちに魔道具を加工して使っているんだ。例えば、弦を押さえている部分には弦を引くための力を補助する指輪を加工したものを付けているし、矢を番える所には加速と集中の効果がある指輪を加工して付けてみた。それに矢に関しても、【火】【雷】【氷】【風】の属性を付与して用意したよ。知ってた?魔石を手に持って属性魔法を使うと魔石に属性を付与することが出来るんだよ。だからこの矢を魔物に当てれば【火】属性なら燃え上がるし、【氷】属性なら凍りつくんだよ」

 メルタは受け取った弓をジックリと見てみた。普通の短弓よりも軽く手に馴染んでおり、素材をかなり厳選して作っていることが分かる。また、あちこちに魔道具が使われており(しかも加工して)、矢自体も属性が付与されていた。この世界では矢自体に属性が付与されている事自体は無く、亮二が行った矢自体への属性付与は武器製造の世界をひっくり返す可能性があることを本人は気付いていない。

「ちなみに、リョージ様。この短弓を作られるのにどの位の金額がかかったんですか?」

「えーと、金貨100枚位?」

 さらっと、金額を聞かされたメルタは思っていた以上の金額に愕然としながらも短弓自体の性能は認めているのだった。
ちょっとやり過ぎたかもしれません。
よければこちらもご覧下さい!

召喚されたおっさんには異世界知識もチートもないけどいいですか?

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