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真・恋姫†夢想~世界樹の史~  作者: genji丸
真・恋姫†夢想~歩みの葉編
13/23

第五廻 あなたに逢えて

今回は少し残酷描写ありです。



一刀「覚悟はいいかお前ら!!」


そこからは正に無双であった。

玉座にいた十常侍達は声を上げる間もなく絶命に至る。

宦官たちは己だけは助かろうと逃げようとするが、別働隊の放つクナイがひとりひとり眉間を貫いていった。

最後の一人となった李儒は、股を濡らし手を震わせながらも劉弁に縋り付き小さな入れ物を握りしめていた。


李儒「や、ややややめろ!!殺すぞ!!この女を殺すぞ!!」


一刀「あ~あ~、情けない。もう諦めなって。」


李儒「煩い煩い!!!この女だけでも道連れにしてやる…ひひひ、ヒヒひひひっ!!

   口を開けろ!!!ひ、ひヒヒ、いヒヒヒヒヒっ」


劉協「おねえちゃん!おねえちゃんが!」

劉宏「あぁっ!ダメよ!口をあけちゃ!!」


李儒「開けないと歯を折るぞ!!!」


一刀「開けていいよ。」


劉弁「?!」

劉宏「えっ!?」

李儒「は?」


一刀「いや、だから開けていいって。俺からの贈り物だと思って。」にこっ


劉宏「そんなっ!御遣い様…どうして!!」


劉弁の瞳を見つめると、一刀は大丈夫だからと優しく頷いた。

すると劉弁を口を開け、その液体を口に含む。


劉宏「あぁっ!!そ、そんな…!」

李儒「ひ、ヒヒ

   ひひヒヒヒ!!ひひひひひひひひっ!!」


劉宏の顔に絶望が浮かび、李儒は狂気の色を全開にしている。


劉弁「…美味しい。」


劉宏「え?」

李儒「?!」

一刀「あははっ。お口にあって良かった。」


李儒「そ、そんなバカな!!この中には猛毒が…!」

と液体を少量口に含んだ。

李儒「な、なんだこれは!!!」


一刀「北郷一刀特性!はちみつ水~!」


李儒「そ、そんないつの間に…!」


一刀「心、コイツを牢に押し込んでおいて。」


心「殺さないのですか?」


一刀「…この子たちの前ではちょっと無理かな。流石に俺も怒ってるから。」


心「…はっ!」


心は茫然とする李儒を殴り倒すと、そのまま牢へと引きずっていった。


二人の少女は母の胸へと顔を埋める。


劉宏「良かった…無事でよかった…!ごめんね、お母さんが弱いばっかりに。」


劉弁「ううん…ううん…。」


劉協「ははうえ…!」


決して涙を見せなかった劉弁も涙を流し、劉協は母の胸に飛び込むともう笑顔に変わっていた。


劉宏「本当に…本当にありがとうございました。

   もう私は諦めかけておりましたが…。」


一刀「いや、分からせてくれたから。」


劉宏「?」


一刀「俺がこの世界に来た理由を、ね。」


劉宏「理由…でございますか?」


一刀「あぁ、俺はきっと…。

   想いを受け止めるためにここに居るんだ。だから貴方の想いも俺に届いた。」


劉宏「そう…ですか。

   ほら、貴方達もこの方にお礼を言いなさい。」


劉弁「…ありがとう…。その…私…。」


一刀「よく頑張ったね?」なでなで


劉弁「あっ…はいっ///」


劉宏「…あらあら。ふふっ」


劉協「ありがとうごじゃましゅ!」


一刀「どういたしまして。」なでなで


劉協「えへへ~


   …じ~。」


一刀「??どうしたの??」


劉協「あの…あのね?

   あにさまってよんじゃダメ?」


劉宏「この子ったら…ずっと兄がほしいと言っておりましたから。うふふっ」


劉協「…だめ?」


一刀「俺で良ければ喜んで。」なでなで


劉協「わ~いっ!あにしゃま~!」すりすり


劉宏「私からもお願いがございます。」


一刀「なんでしょう?」


劉宏「私の真名を。らんとお呼びいただけますか?」


一刀「うぇっ?!」


劉宏「貴方様の前では、私は帝ではございませぬ。ただの母です。

   出来れば…いえ、是非にお願い致します。」


一刀「わかりました。蘭さん。」


蘭「はいっ!うふふっ」


劉弁「お、お母様…ズルい…!」


劉宏「なら、照れていないで貴方もお願いしなさい?」


劉弁「…あ、あの…私…えっと…。」


劉協「あにしゃま!あたち、桜花おうか!」

劉弁「あっ!…うぅ~…」


蘭「ほら…勇気を出して。ね?」


劉弁「私…花蘭ふぁらん…っ!」


一刀「うん、宜しく。花蘭、桜花。」

花蘭「///はいっ!」

桜花「えへへ~」


心隊員「北郷様、後処理完了しました。」

一刀「お、ありがとう!」


桜花「…あにしゃま、いっちゃうの?」


一刀「あぁ。」


桜花「やだ…やだ!」


蘭「これ、桜花…。」


一刀「桜花?」


桜花「…。」


一刀「また近いうちに来るよ。」


桜花「ほんと?うそぢゃない?」


蘭「よろしいのですか?」


一刀「あぁ、もちろん。それに…洛陽の復興は君たちだけじゃ大変だろう?」


蘭「それは…。」


一刀「俺は天水太守の董卓の臣下だから。

   よければ、みんなでこっちに来て手伝うよ。」


蘭「そこまでしていただけるとは…。」


一刀「その代わり、約束して。

   これから『毒』には気をつけること。ね?」


蘭「あっ…。うふふっ、肝に銘じます。

  では、こちらに来ていただけるのならば、正式に書状を書いたほうが良いでしょうね。」


一刀「そうしてくれると助かる。」


そこで、蘭は少し悪戯を思いつく。

その悪戯を書状に込め、一刀に手渡した。






一方その頃、洛陽の郊外では…

十常侍の一人、趙忠がひっそりと逃げ延びていた。

北郷一刀に復讐を誓いながら…




そして古びた牢の中---

最奥に李儒は幽閉された。


一刀「ここはもう使われてない牢でね。

   誰もここへは来ないだろう。」


李儒「っ…。」


一刀「だから食べ物や水は諦めてくれ。

   出来るよな?そんな些細な幸せすら、お前はこれまで奪っていたんだから。」


李儒「ぉ…おたすけを…。」


心「ではこちらを置いておきますね。

  貴方が作った猛毒です。どうしてものどが渇いたらどうぞ。」


李儒「ひっ…!」


そういうと、一刀達は鍵を折りその場を去っていった。

そのすぐ後に李儒は猛毒を煽る。

しかしすぐには死ねず、三日三晩苦しんだ挙句に内蔵が焼ける激痛によるショックで死亡した。






-洛陽・城下町-

城からの帰り道、絶対に機嫌を損ねているであろう皆のためにお土産を買おうと、出店をうろつくことにする。

あれやこれやと知恵を絞り、ふと本屋に立ち寄った。


すると、一人の年端もいかない少女が熱心に本を読んでいた。


一刀「へぇ~、あのくらいの歳で難しそうな本読んでるなんて凄いな。」


店主「えぇ、それはそうなんですが…毎日立ち読みばっかりでね。

   追い出すわけにもいかねぇし…。」


一刀「あ、あははっ」


店主「それにな兄ちゃん。ちょいと耳を澄ましてみ。」


一刀は耳を澄ますと、不思議な音が聞こえた。


ぐぅ~…きゅるる~~…


一刀「もしかして…あの子のお腹の音?」


店主「どうもそうみたいなんでさ…。

   食いもんを恵んでやりてぇが…ここ最近は宦官共の取り立てが厳しくてな。

   可哀想だけど何もしてやれねぇんだ。」


一刀「…家がないのか?」


店主「どうもそうみたいさね。まぁ、ここいらじゃ珍しくもねぇが…。」


一刀「わかった。俺が何とかしよう。」


店主「ほ、ホントですかい?!」


一刀「あぁ。」


少女に近づくと、少女は一刀をジッと睨みつけた。


??「…お金なら無いのです。」


一刀「そうじゃないよ。

   …君、そんな難しい本読めるなんてすごいね。」


??「これくらい普通なのです。(きゅるる~~)

   っ~~~///ほ、ほっといてくれなのです!」


一刀「えっと、名前を聞いてもいい?」


??「…陳宮…公台なのです。」


一刀「(マジで…?え、マジであの陳宮?!)」


陳宮「な、何を見てるですか!」


一刀「なぁ、俺のところに来ないか?」


陳宮「っ?!み、見くびるななのです!ねねはそんな軽い女じゃないですぞ!!」


一刀「あぁ~、違う違う。俺は天水の董卓のもとで将をしてるんだ。

   よければ、そこで文官をしてみないか?」


陳宮「そ、それは本当なのですか?騙しているなら承知しないですぞ!」


一刀「勿論。」


陳宮「…たしかあそこには天の御遣いが降りたと聞いたのです。」


一刀「あぁ、それは俺のことだな。」


陳宮「なんと!ほ、本当なのですか?」


心「はい、この方こそ天の御遣い。北郷一刀様です。」


一刀「心、来てたのか。」


心「はい。一刀様がなかなか出て来られないので見に来ました。」


陳宮「…う~…。(ぐぅ~)

   っ~~~///」


一刀「とりあえず、肉まんでも食べながら話そうか。」


陳宮「で、でもお金が…。」


一刀「ん~、給金の前借りってことでどう?」


陳宮「…本当に働かせてくれるですか?」


一刀「あぁ、君なら優秀な軍師になれると思うんだ。」


陳宮「ねねが…軍師に?」


一刀「なりたくない?」


陳宮「な、なりたい…。なりたいです。でも…。」


一刀「『でも』は無しだ。さ、行こう?」


陳宮「あっ…///」


そう言うと、手をとって歩き出した。

この時が名軍師陳宮公台の第一歩となるのだった。






-天水-

町の外を見渡す城壁の上に、彼女はいた。

遠く洛陽の方向を見つめながら。


詠「…月。やっぱりここにいたのね?」


月「詠ちゃん…。」


詠「もう遅いし風邪引いちゃう。」


月「うん…、でも。」


詠「(あのバカ。無事なら早馬くらい出しなさいよ…。)

  ボクだって心配だけど…あれ?」


月「詠ちゃん?」


詠「あれ…あれ一刀じゃない?!」


月「えっ?ど、どこ?!」


詠「ほらっ、あの松明の光!」


月「っ…!」


詠「あっ、月?!ちょっとどこ行くの?!」


月「(私は居ても立ってもいられませんでした。

   遠く、貴方が見えた時、おかえりなさいと言いたくて。

   心配したと少しだけ抓ってあげたくて。)


一刀「月~!ただいま~!」

月「一刀さん!」ぎゅ


一刀「おっとっと…あははっ、ただいま月。」


月「心配…心配したんですからね…!」


一刀「ごめんな。月」なでなで


月「(久しぶりに感じる一刀さんの匂いと暖かさ…私、やっぱり貴方が…)

  もう…次は、ゆるしませんからねっ。」


一刀「あぁ、約束するよ。」


月「(大好きです。)

  はい。えへへっ」


詠「…。」


一刀「詠…。」


詠「おかえりなさい。」


一刀「…ただいま。」にこっ


霞「ホンマに心配しとったんやで~?」

華雄「あぁ、無事でよかった。」


一刀「霞、華雄…。」


時暮「えぇ、居なくなったとわかった時は肝を冷やしました。」


一刀「あははっ…ごめんなさい。」


焔「う~っ!一刀様が居なくて寂しかったです~!!」


一刀「わ~っ!ちょっと泣かないで!よしよし~」


焔「えへへ~…。」


恋「…恋も。」すりすり


一刀「おっと…あはは、よしよし」


恋「♪」



一刀「あ、そうだ。

   ほら、ねね出ておいで。」


音々音「…。」


月「一刀さん、その子は?」


一刀「新しく仲間になった子だよ。」


音々音「ねねは陳宮なのです。よ、よろしくなのです。」


一刀「詠、時暮。この子を軍師として鍛えてやってくれ。」


焔「こんな小さい子が?」


音々音「あ、甘く見るななのです!」


一刀「この歳で兵法書をいくつも読んでるんだぞ?

   将来の名軍師間違いなしだ!」


時暮「あら、それは驚きですね…。」


詠「ふふっ、鍛えがいがありそうね。」


この時は誰も知りえなかっただろう。

この小さい軍師が近い将来、天下無双の横に陳宮ありと謳われることになるその時を。


音々音「ねねの真名は音々音なのです!よろしくなのですぞ!


    …へへへっ」











その日の夜、一刀の帰還を祝い、部屋で飲み明かした一刀たちだったが…



チュンチュン

一刀「う…朝か…。

   流石に飲み過ぎたかな?」


重い体にムチを打ち、体を起こそうとするのだが…


一刀「ん?なんだ?

   なんか温かい…ってなんじゃこりゃ!?」


布団をめくると、一糸まとわぬ姿の時暮と恋が一刀に抱きつくようにして眠っていた。


一刀「ちょ、ちょっと待って…落ち着け…落ち着くんだ俺。

   何もしてない…してないよな?大丈夫だよな?

   とりあえず早く起こして服を着せないと!」


月「一刀さん、もう起きてるかな~♪」


一刀「はっ!」


廊下の向こうから、鼻歌を口ずさむ月が近づいてきていた。


一刀「な、なんで今日に限って!?

   ちょっと!恋、時暮!起きてくれ!」

恋「zzz…」

時暮「zzz…」


一刀「意外と寝穢いっ?!」


月「一刀さ~ん、失礼しま…」


一刀「…」


月「…ぐすっ…。」


一刀「いや、これは…!」


月「…おやすみなさいっ!」


一刀「いや、お休んじゃ駄目だっ!!

   て、そうじゃない…待って月!誤解だ!誤解なんだ~~~!」


時暮「…そんな一刀さん…5回もだなんて~…zzz」


一刀「君はどんな寝言だっ?!」




-軍議の間-


月「それじゃあ、朝議を始めますっ」


そこには明らかにご立腹の月が居た。


詠「…えっと…月?大丈夫?」


月「私は大丈夫ですっ!」


霞「…。」

華雄「…。」


二人が一刀に『お前なにやったんだ?』と視線を投げかける。


一刀「あ、あははっ…。

   あの~…月?」


月「ふんっ」


その日の朝議は、誰も口を開けぬまま早々に幕を閉じた。








Another view 月


朝の光景は、私にとってとても衝撃的でした。

一刀さんへ思いを寄せる女性が多いのは知っていたけど、それでも目の当たりにするとすごい痛みが走ります。


月「はぁ~…やきもち、だよね。これ…。」


一目見た瞬間から彼は私にとって特別な存在だった。

恥ずかしい話、彼と手をつないで町を歩く妄想をもう何回しただろう。

く、口づけをしているところも何度も思い浮かべては顔を覆ってブンブンと振り払う。

時にはその先も…。いけないいけないっ


月「私も…もっと積極的にならなきゃな…。」


コンコン

月「はい~?」


一刀「…月?あの…俺だけど…。」

ズキリと胸がしびれる。


月「ど、どうぞ…。」


一刀「失礼します…。


   えっと…今朝はごめん!変なところ見せちゃって…。」

月「い、いえ…。」

一刀「怒ってる…よね?」


ぎゅっと胸が締め付けられる。

怒ってるんじゃない。これは嫉妬してるだけ。それを伝えられたらどんなに楽だろう。

私だって貴方に笑いかけて欲しい。頭を優しく撫でて欲しい。…抱きしめて欲しい。


一刀「あの…さ。お詫びという訳じゃないんだけど…洛陽で月にお土産を買ってきたんだ。

   いや、本当は皆のも買ってこようと思ったんだけどね…良いのがなくて。


   でも、月にだけはピッタリのものが見つかったから。

   受け取ってくれるかな?」


月「え…?」


一刀「月形の首飾りなんだけど…。」


月「もらって…いいんですか?」


一刀「もちろん!はい、どうぞ。」


そう言って手渡された首飾りは、この世のどんな宝石も霞んで見えるほど私には輝いて見えた。


月「つけてみて…いい?」


一刀「あぁ。月がそれを付けてる姿が見てみたいな。」


月「っ///

  えっと…あれ?ぅっ…はれ?」


こんな時、不器用な自分が恨めしいと思う。

でも、その時は違った。


一刀「あははっ、付けてあげるよ。」

月「ふぁっ…///」


抱きしめるように手を回され、首飾りを付けてくれている。

抱きしめたい。もっとぎゅっとして欲しい。

私がぎゅっとしたら…嫌がられるだろうか…。


一刀「月、出来たよ。」


離れちゃう!そう思った瞬間、私は吸い込まれるように抱きついていた。

あっ…やっちゃった…。

怖くて顔が見られない。やっぱり私じゃ嫌…かな…


一刀「月…。」ぎゅ

月「あっ…。」


とても力強く、とても優しくて、とても暖かな感覚。

ずっと欲しかった、感覚。


月「一刀…さん。愛しています。」

一刀「月…。あぁ、俺もだよ。愛してる。」


見つめ合い、私はそっと目を閉じます。

少し触れ合うだけのその口づけは…その瞬間私にとっての全てでした。


それでも、もっともっとと甘える私を、貴方は全部受け止めて…私を貰ってくれました。





詠「月…。

  っ…。」たったったっ


戸の向こうにとても大切な友達が居るのも、その時は気が付けませんでした。


Another view end






玉座の間にて

朝議がほぼ出来なかったため、夕方に再度軍議を執り行っていた。


月「へぅ…///」ぽ~


霞「(お~お~、あないに幸せそうな顔しよって…。

   これは一刀とえぇ事あったんやろなぁ~。)」


詠「月…。(ズキン)

  ぅ…、で、では最後に誰か報告しておきたいことは?」


一刀「あっ、忘れてた!」


霞「なんやどないしたん?」


一刀「劉宏さんから手紙を預かってたんだ。」


詠「へ、陛下から?!」

時暮「驚きました…。」


華雄「なんと書いてあるのだ?」


一刀「はい、月どうぞ。」


月「は、はいっ…えっと…

  『此度の北郷一刀の功績を讃え、天水太守董卓を相国に任ずる。これよりは洛陽へ移り、漢を支えてくれることを切に願う。』」


全員「「「…。」」」


「「「え~~~~~~~~~~~~~~~っっ???!!!」


驚愕の声が響き渡った。

董卓、異例の昇格人事である。

今回もお読み頂き、誠に有り難うございます。

ここで音々音が登場です。そして、名前が出てなくて「あれ?」と思った方も居るでしょうアノ人は、あと数話後に登場します。

コメント頂けると大変嬉しいです。

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