表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/10

ビッグ・ハート2

『俺たちつき合うことになりましたぁ!いぇーい!』


「ッちょ!はじめ先輩!今こんなところで言わなくても!」


『いいじゃん!やっと俺の望みが叶ったんだから自慢くらい!』


本当ははじめ先輩なんか好きじゃないのに…

本当に好きなのはこうき先輩なのに…


なんで昨日あんなこと言ったんだろう…


暑かったからかな…?


でも、はじめ先輩がこうき先輩を忘れさせてくれると言うなら…


私が暑さで倒れた次の日

はじめ先輩は私がはじめ先輩の彼女であることをあらゆるところでいいはじめた。


夏休みだったのもあって噂はそんなに広がらなかった。


同じ部門の先輩などに

どうやって口説いたの?

などと聞かれた。


まぁ、あんなにかっこいいんだもんそうだよね。

普通に考えたら私みたいな女がはじめ先輩みたいな人と付き合うなんてありえない。


『はじめと付き合うなんてやるなぁ“一年生”』


こうき先輩…。


そう言ってこうき先輩はどこかへ行ってしまった。


ーん!?ー


今…悲しそうな顔しなかった?


そう感じたのは私だけ?


もし本当だとしたら…


こうき先輩のあんな顔見たくない…


ますます忘れられなくなる。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ