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15話

「よし、じゃあお互いの戦闘スタイルも見せ合ったところで、8人でパーティを組んでみようか」

「分かりました!」

『この8人でパーティって、何倒すの?』

『魔王とかじゃね?』

『有り得る。後はドラゴンとか』


 うーん、魔王はもう懲り懲りだなぁ⋯⋯。異世界で手に入ってたアイテム類が手に入らない以上、消耗品をバカスカ使う魔王戦は勝てるか怪しい。ドラゴンはどれ程強いか分からないのでノーコメントだ。


 8人でパーティを組んだ以上、バフもサーシャのものとユイナさんのものを重ねがけすることになる。今回サーシャは、全ステータスに固定値上昇の効果を持つバフ魔法を使用してもらう。元のステータスが異様に高い私たちは、ステータスに倍率をかけるタイプのバフ魔法——普段、加護(ブレッシング)としている——の方が高い効果を得られるのだが、ワルキューレ・コードさん達には固定値アップの方が良いだろう。たとえば私のステータス値が10000で5%アップなら500上がるが、ワルキューレ・コードのステータス値が1000なら50しか上がらない。なら、固定で200上がる魔法の方が良いよね、みたいな話だ。


 まずはユイナさんの活性促進(アクティベート)の効果を受ける。おぉ⋯⋯初めてバフ系のスキルを受けたが、中々ステータスが上がっているんじゃなかろうか。多分全員知らないだけだと思うが、このスキルは倍率アップ系のスキルみたいだ。効果はステータス全てが10%上昇、といったところか。悪くない。


 次はサーシャの加護(ブレッシング)(偽)を発動する。すると、レイナさん達の目が大きく開かれた。どうやら効果に驚いているらしい。


「き、君!これが⋯⋯加護(ブレッシング)だというのか!?」

「は、はい⋯⋯」

「こんな物⋯⋯最早、スキル使用前と使用後で別人じゃないか⋯⋯」


 ふふん、どうだウチのサーシャは。凄いだろう。


「なんでリンネが得意気なのよ」

「げ、顔に出てた?」

「めちゃくちゃ出てたわよ⋯⋯」


 アリサに指摘されたので、気をつけて真顔を心がける。レイナさん含め、全員がサーシャの元に駆け寄っていて話ができないので、コメント欄でも見てみることにしよう。


『サーシャたん!?どうしたの!?』

『なんだなんだ?ワルキューレ・コードがあんなに騒ぐなんて』

『実はとんでもないバフ量だったとか?』

『それならフルールがあんだけ強いのも納得』

『今チラッと見えたリンネちゃま、めちゃくちゃ可愛いドヤ顔してて死ぬ』

『ぐう有能』

『アーカイブ見返しまくります』


 普段サーシャはスキル使ったら後は自動小銃(アサルトライフル)を撃つだけで、結構地味な役回りをしてもらっている為、サーシャにスポットが当たるのは喜ばしいことだ。そろそろサーシャも何か戦闘に加わるテコ入れができると良いんだけど⋯⋯。


 一通りサーシャが質問責めにあった後は、セリナが敵を発見しに行ってくれる。できるだけ強い敵を探してきてほしい、とお願いしてみたが⋯⋯。

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