1997
●幅広い音楽性をうかがえる、「プレイリスト」的なアルバム。
【収録曲】
1.Daydream
2.桜
3.蜻蛉と時計
4.invader(2025 Remaster)
5.Boys be an Vicious
6.Guilty Man
7.B&W
8.October(2025 Remaster)
9.LIP STICK
10.Round & Round
11.△(トライアングル)
12.不死鳥
13.空っぽの未来
14.蒼
15.愛の唄(2025 Remaster)
16.Daydream Believer
ビジュアル系……と一口に言っても、ポップな面を強調させたバンドからハードな演奏を聴かせるバンドまで色々存在すると思いますが、このMUCCというバンドは、今作を聴く限りではその中間辺りにいるような印象を受けました。
前半においては、『invader』『Guilty Man』のようにダークで激しい雰囲気の楽曲を中心にし、それ以降はより落ち着いたものやポップなものが目立つ感じでしょうか。『October』はしんみりとしたラブソングといった色合いですし、『LIP STICK』は打ち込みのリズムで進める軽快なナンバー。『蒼』は浮遊感のあるサウンドにシャウトが入ってくる点がユニークでした。
全体的に見ると曲調のバリエーションは広いのですが、それゆえに一つのアルバムとしてややとっ散らかっているようにも思えます。『Daydream Believer』に関しては、個人的には「アルバムの最初に収録されるような曲を、あえて最後に持ってきた」印象があり、ループして聴くことを意識した、幅広い音楽性をうかがえるプレイリスト的な作品……といったところでしょうか。
評価:★★★★




