三幕(3)
「ボクを殺したのは!ミー子!とい事にして……ミー子を殺す!」 「………」 「あら〜!イヤじゃあないのね!ペン太くん?」 「………」
「どうやって……殺るか?」 「…………」
「ミー子を呼び出す……!」 「…………」
「来てくれるさ!殺人!手を出したのは、お前だけど…ミー子は関わっている、から……他人事じゃあないから!」 「…………」
「なぁ、そもそも…お前ら!どうして、ボクを殺したの?」 「……それは!」 「怒らないから、教えてよ!」
「………オレも、ミーちゃんも!ピーの事が昔から、嫌いだったから!」 「……そっか!それは、昔から…ゴメンね、ミー子の場合目的はボクも貰える遺産を一人占め!というのもあったケド?」
「ボクは…遺産の事は何も知らないケド!」
「昔から、嫌い!という理由で…人を、それも昔からの知り合いを殺した? 違うだろ?あの女に殺して!と言われたんだろ? ボクたちは、肩を叩き合って!同じ話題で、大笑いした仲だった。嫌われていたとはね! それほどの知り合いを!……あの女の為にそんな人間を殺すの値打ちがあるか?」 「……それは…!」
「ボクを、殺したのは…お前だ!それをあの、女のせいにすればいい!」 「どうやって?」
「……まず!呼び出す。」 「うん!」
「あの、女は不機嫌そうにノコノコやって来る」
「……」 「ボクの死体を、山のある場所に捨てたと!ミー子に言う!山のある場所……」
「その…ある場所にミー子を連れて行く!山のある場所で…ミー子を突き飛ばす!ミー子はそこで死ぬ!」 「そんなに…うまくいくいくかな?」
「それは……知らない!」 「そんな!それに……お前の死体は…どうする?オレ一人で、運ぶのはムリだ!」
「殺す方法はそれくらい、適当でいい………ボクの死体は!運ばなくていい……とりあえず、ペン太!お前の部屋に置いておけ!どうするかは…後で考えよ…」 「……具体的にどうすれば?」
「要するに……死体は部屋にあるままだけど!山の…ある場所に捨てたと、ミー子に報告!ミー子は怒る…死体が見つかれば、ミー子は遺産を受け取れない!から……ペン太は頼りなく振る舞う!すると…ミー子はどこに捨てた!と自分で何とかしようとする……危ない場所に案内して…そこで!」
「ミー子を………殺る!不安だな……」
「ずっと側にいる、全部見ている……」
「安心だ………」 「不安そうに言うなよ」




