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魔性のアンデッド   作者: アデビィ
第二章

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数日後。



僕らはいよいよ混合味噌(白味噌多め)を売ることにした!




僕の狙いとしては、


第1フェーズ。家庭向きの味噌を売って、知名度を上げる。



エラノア「それじゃあたくさんビラを配って、そこら中にゾンくんの絵と一緒に味噌を宣伝するポスターを貼ったりしよっか♡」


ナナシノ「…エラノアさん、たしかに広告手段として、ポスターの掲載やビラ配り、人が必ず目を通したり触れたりするものに広告を挟む。そうすれば、少なからずお客さんは呼び込めます。


でも、それだけじゃ全然だめなんですよ。


弱い。」



エラノア「えぇ〜…じゃあどうするの?」



ナナシノ「エラノアさん?

まず、世間一般的に、【味噌】って知られてますか?」


エラノア「ううん。だから印象は結構強いかなって。

完全に真新しいものだから、インパクトは絶大かなって思うよ?」


ナナシノ「そうなんです。真新しいんです。」


リルミル「じゃあ別にいいだろ。弱くないじゃん」


ナナシノ「じゃあリルミル?


いきなり真新しいものに飛びつく人って、多いと思う?」


リルミル「………多くはない…かな…しかも食べ物だろ?

余計避けるかも」


ナナシノ「でしょ?


つまり、真新しいものはたしかにインパクトは強いけど、買ってくれるかはわからない。

逆に悪い噂が一つでも立てば、たくさん宣伝すればするほど、『やっぱりあれはやばいやつだったんだね…』ってなって、すぐに誰も買わなくなる。

そうなると、いつか必ずみんなから忘れ去られる。


そういう意味で、 弱い ってこと


結果としては、リスクが大きすぎる。

たくさんの人に買ってもらうには、ただの広告だけじゃだめだ。」


エラノア「ううーん…じゃあどうするの…?」






〜【プリン・グルス帝国 デビュ市場】〜




ナナシノ「ただいま魚介出汁のスープを無料配布しておりますー!

すこし冷えてきた今、すこし温まりませんかー?」



おっさん「…? ねぇ君。ほんとに無料なの?もらっていい?」


ナナシノ「はい!ありがとうございます!どーぞ!


あ、でもおかわりは50チップスいただいておりまして…」


おっさん「おかわり?いやしないよー。笑 するわけないよ。笑 (スープを受け取る)ありがとね。」


ナナシノ「あ、飲み終わったコップは回収します。」


おっさん「あ、そうなの?気が利くねー。笑


(ズルルル…)



…!!!!!??????」





くっくっく…笑

…カモゲット…っ!!




おっさん「な、なにこれ!美味しい!!え、なに?どの魚介類の出汁を使ってるの…?」


ナナシノ「? 出汁は普通の出汁ですよ?」


おっさん「…出汁…『は』…?』


ナナシノ「はい!実は、ちょっとオリジナルの調味料を入れてまして。笑」


おっさん「え…! 君これ、お店出せるよ?なんで無料配布を…?」


ナナシノ「あ、おかわりどうしますか? せっかくなのでもう二杯は無料でどうぞ。(わざと、優しく微笑む)」


おっさん「えっ…あっ… じゃあもう一杯だけ…


(ズルルル…) …あれ…?さっきと味が違う…」


ナナシノ「……そうなんです…! 旦那さまは味が本当に分かる方なんですね! すごいです!」


おっさん「い…いや…それほどでも…笑 


味が違うのは、そのオリジナルの調味料っていうのを入れてないから?

なんか旨味が感じにくい気が…あとほのかな甘みもないな…」


ナナシノ「そこまでおわかりになるとは!本当に凄いです!!


そうなんですよ!今渡したスープにはオリジナル調味料、『味噌』を入れてないんです!

ではそれを踏まえて、三杯目どうですか?」


おっさん「もちろん頂くよ!


(ズルルル…) くぅ〜…!やっぱり美味しい!


あと胸の奥がこう…落ち着くというか。いいねその、味噌?っていうの!」


ナナシノ「でしょ!? 実はこれを広めたくて、スープを無料配布してたんです。笑


……旦那さまには特別に、味噌を差し上げてもよろしいですか!?

僕、本当に味がわかる方に渡したいんです!」


おっさん「えっ…?いいの?でも…


…じゃあわかった。お金を払わせてくれ。買うよ。これは必ず売れる。だから僕は初めて味噌を買った人として覚えていてくれるかな?」


ナナシノ「えっ…!?いいんですか!?ありがとうございます!!

(わざとおっさんの手を握る)


本当にありがとうございます!!笑」


おっさん「♡!?♡ …ご…ごめんね…?僕には家族がいるんだ…」


ナナシノ「あ、でしたら是非、ご家族にも振る舞ってください!

旦那さまの舌は素晴らしいです!きっとご家族も素晴らしい舌をお持ちだと思います!!」


おっさん「それは…どうかな…笑 ありがとう。


でも、どうやって使うの?」


ナナシノ「魚介出汁の中に、味噌を入れてとかすんです。簡単ですよ?

やってみますか?笑 ちょうどまたスープを作ろうかなって思ってたので。笑」


おっさん「い、いいのか!? 見せてくれ!」



(数十分後)


おっさん「本当に簡単なんだね… それに驚いたよ…調味料が不思議なペースト状だったとは…」


ナナシノ「えっと、一応全てをお売りすることはできませんので、お試しとして300gほどでよろしいですか?」


おっさん「あーうん。わかった。えっと…


僕としては、この味噌の価値はだいたい700チップスくらいの価値があるんだけど、それでいいかな?」


ナナシノ「でしたら、400チップスでお願いします。」


おっさん「えっ!?半額以下だよ!?いいの!?」


ナナシノ「はい。笑 だって、旦那さまは、初めてのお客様ですから。(わざと優しく微笑む)」


おっさん「うっ…♡♡ わ…わかったよ…♡ えっと…じゃあはい。400チップス。笑




ありがとうね?笑  えっと、名前は?」


ナナシノ「ナナシノ・ゾンビィです。笑 またよろしくお願いします。笑

あ、これビラです。よかったら受け取ってください。笑」


おっさん「わかった!ありがとうね!!」








…ちょれー。笑 

さすがに誰でも気づくよ味の違いは。笑


てか、そういうふうに仕向けたし。笑


いつも通り、『自分は特別で、凄い!』と思わせる。

そうすればおのずと、僕らの広告は受け入れられる。


ビラ配りをしつつ、試食会を行う。


これが僕の広告だ。




そう、知名度を上げるとき、実際に体験させたらいい。

人間は五感を通して生きている。そして、記憶というものは五感を通して記録させれる。


記憶はその人の中の記録だ。

記録がより鮮明であればあるほど、記憶は残り続ける。



つまり!

五感を通す広告というものはインパクトが強いし、その場を作るとなれば、僕らの思い描いているストーリーに乗せやすい!


今回の場合の僕らが思い描いているストーリーは、


1.とても美味しいものを自分から見つけたと思わせる。


2.とても特別な情報と物品をとってもお得に手に入れたと思わせる。


3.これをみんなと共有したいと思わせる。





ちなみに、これはよくある詐欺の手法にも通ずるところがあるから、まねしたりしないでね!

あと騙されないように気をつけてね!


『あなただけ!特別!』とか、『売り上げナンバーワン!』とかは、基本的に詐欺まがいだから気をつけてね!




(数日後)


エラノア「ゾンくーん!♡ すごいよ!味噌が飛ぶように売れてるよ!この前の試食会の成果だよ!!♡」


ナナシノ「それにしてもハイスピードすぎませんか…? 

リルミルが死にかけてますよ…?

今のところリルミルの魔法頼りだから…


リルミルほら…お水…(MPポーションを渡す)」


リルミル「も…もうむり…きつい…さすがに休みたい…」


エラノア「実はね?この前のお客さんの中に、凄い舌を持つオジサマがいたらしいよ?

その人が太鼓判を押してくれたみたい。

おかげで狙い通り、家庭向きの味噌ってことで売れてるよ♡」


ナナシノ「へぇー…そうなんですね…たまたま大当たりのおっさんを引き当てたんですねー…


…そんなことよりも、そろそろ大量生産を考えないと…」


リルミル「ほんとにそうして…このままだと僕死んじゃう… あ…ちが… 俺…死ぬ…」

本当にごめんなさい。


全然投稿してなかったです。できなかったんじゃなくて、してなかったです。

本当にごめんなさい。言い訳なんですけど、全然アイデアというか、構成が浮かびませんでした…


許してください…!

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