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「……危なかったね?笑 お姉さんが守ってあげるよ……♡♡♡」
「…………は????」
「…って!だ、大丈夫かい!?!!
あ…足と鼻がもげてるじゃないか!!
これは重傷だ…すぐに近くの街で回復しようね?
それまでは…絶対に意識を保って!!いい?
お姉さんとの約束だよ?
とりあえず、回復薬をかけるね?しみるかもしれないけど、我慢してね?♡♡」
(右足と鼻に痛みがくる)
「いっ…」
「あー…痛いよね…♡ 辛いよね…♡ でも…我慢してね…?♡♡♡
…というかよく生きてるね……?ぼくくん、強いとかいう次元じゃないくらい強いんじゃないかい…?
でも…せっかくこんなにかわいいかわいい男の子なんだ…っ!♡♡
絶対に助けるからねっ!♡♡♡」
(お姫様抱っこされ、森の中を駆け抜ける)
「……いや僕ゾンビなんで別にそんな気にしてないんですけど…」
「ははっ笑 おもしろい冗談を言えるね?笑
たしかにぼくくんはゾンビ並みに死なないね?笑
そーいえば、まだ名前を聞いてなかったね?♡♡
名前はなんていうの?♡♡♡」
「名前ですか? えーっとー…… …
…思い出せない…どうして…
うそ…前世の記憶も曖昧…てかどうして僕は死んだんだ…?過労死…? いやでも体力はある方だから、そんな簡単に過労死なんかするかな……?
…あ、ブツブツと独り言を言ってすみません…
…名前なんですけど…その…」
「……笑(優しく微笑む)
大丈夫だよ?笑 …きっと辛い想いをずっとしてたんだね… 可哀想に…
…でももうお姉さんがいるから、そんな想いはさせないよ?♡♡♡♡♡
安心してね…♡♡♡♡♡」
「………」
そのとき、直感で悟った。
…この女の人…ショタコンなのか。気持ち悪い。
…と。
そして同時に疑問が浮かぶ。
…どうしてこの人には僕のことが男の子として見えているんだろう。
たしかに、すこし背は小さめではあるが、男の子というほどまで小さくはない。
…いやまあ中学生から高校生に見えなくもないから、その辺の年齢の男子が好きなのかもしれないが…
…とはいえ、どうしてこの人にはゾンビとして見られてないのだろう?
どう見てもゾンビなのに、どうしてこの人の目に僕は男の子として写っているのだろう?
「ぼくくんの名前だけど……♡♡♡♡
お姉さんがつけていい?♡♡♡」
「…… …あ、名前ですか?
えーっとー…… …はい。じゃあお姉さんが決めてください。」
「…よしっ…♡♡♡」
「……」
絶対心の中でガッツポーズしたよな。この人。
…大丈夫かぁ…?ショタコンが決める名前だろぉ…?
キラキラネームじゃないことを… …あ、でも別にカタカナの名前でもこの世界ではキラキラネームじゃないのか。
ならまあ安心だな。
「じゃあ…♡♡♡♡
……
…
ぷりちぃぷりぷりキュンキュンぷんぷんゾンくん♡♡♡♡♡♡」
…
「……は?????」
「よろしくね?♡♡♡♡♡
ぷりちぃぷりぷりキュンキュンぷんぷんゾンくん♡
あ、そろそろ街に着くよ?♡♡
ちゃんと右足とお鼻治療してもらおうね?♡
ぷりちぃぷりぷりキュンキュンぷんぷんゾンくん♡」
「…」
このとき、僕は初めての恩人と出会った。そして名前をもらった。
そして………
…恩人に殺意が湧いた。 ブチコロス。
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