表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界暴力系聖職者  作者: 鯖の味噌煮
5/6

異質


それから、村への侵攻は激しさを増す一方だった。

奈緒とマリアは日中は修練、夜は討伐という生活を繰り返す。

ちょくちょく強めの魔も現われた。ゴーレムや白蛇、ゾンビの軍団などだ。

最初こそ苦戦していたものの、最終的には目を瞑ってでも倒せるほどになった。

現在の戦闘スタイルは、マリアは射程の長い魔法と拳をつかって。奈緒はナイフなどの刃物を使って手数で攻める。ただ奈緒は遠距離が苦手なのでマリアに任せっきりだ。

そして、奈緒の自慰行為ひとりあそびも加速していた。

マリアは驚異的な速さで寝るので、誰にも聞かれない。ここ最近はエスカレートして上だけでは満足できず、下にまで到達している。

そしてその影響か、少し胸が大きくなった。

万年Aカップと呼ばれた奈緒の胸が、Bカップくらいまで大きくなった。

ただ、マリアは気づいていないようだ。

その日も、いつも通り、魔が来るはずだった。




夜。奈緒とマリアは楽しみに魔が来るのを待っていた。

しかし、そこで感じたのは、今までとは違う瘴気。明らかに、異質だ。

「「――!」」

二人は、弾かれたように出現地点へ向かった。




「よお。」

二人を迎えたのは、ただの挨拶。なのに、謎の威圧感があった。

「あんた、誰?」

「ああ。俺はグリード。このあたり一体を統括する魔族だ。」

「へえ。でしたら丁重にお帰り願います。」

「いや、あんたらツブすまでは帰れねえんだわ。」

彼はただ話しているだけ。なのに、異様な緊張感が場を支配していた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ