第7話 年上の女
年上の女ぁ?・・・私の体型、というか外見がわからん。
「鏡、ある?」
「あ?ああ、これを使え。」
ザラザラの表面の荒い鏡を渡される。
うう〜ん、これは幼い。12歳くらい?
胸ぺターン お尻ぺターン
女としてのやる気にかける。
前の体は比較的胸もお尻も大きくて
男好きする体だったのになぁ
実際エロい体だと何人に言われたやら・・・。
その時である。
目の周りが急に熱くなって
体の周りが濃いピンクに染まっていく。
これなんだろ、おー。
周囲一体がピンクの靄に染まり、そいつと私だけの
夢の世界みたいになってしまった。
「こっ これは・・・!お前!!」
下をむく。ボヨヨン。先ほどまでなかった胸が生えている!!
っていうか相手の好みを反映した姿なんだろう。
年上のお姉さんの体型で家庭教師っぽい。
鏡で見るとメガネをかけて頭の良さそうなお姉さま。
モロ好みの相手か、もしくは初恋の相手とか?
ちらりと相手を見ると
おーおー 反応してますヨ!下半身が。
お兄さんスキネー
そっと近づくと魅了されているのがわかる。
ああ、きっと中の人とやらにもヒットしているんだろう。
「お姉さんが、教えてあげるわ・・・。」
妖艶に笑む私は、ゴクリとなる喉をとらえた。