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第22話 〜ビシャ・スパイダー〜

すっごい久しぶりの更新です。

「やっぱり迷宮はこうだよな」


迷宮のなかは薄暗くポツポツと石が青く光っている。なんとも神秘的だ。


「なんじゃ!やっと中に着いたのか?呼べと言ったじゃろ!」

「ごめんごめん、忘れてた」


エラは俺の太ももあたりに弱いパンチ何度も放つ。

エラは力が弱いので何の痛みもない。


「りゅーくん、エラちゃんが可哀想でしょ!からかうのもそろそろやめてあげなよ」

「わかったよ」


咲にそう言われると辞めざるおえない。

そんなことを話ながら奥へすすんでいくと一匹の狼の魔獣が現れた。


グオオー!


狼の魔獣は一吠えすると勢いよくこちらに向かって走ってきた。だが、それを避けることは許されない。

おれは剣を振りかざした。

剣は魔獣の中心をとられ魔獣は動かなくなった。


「意外と弱いんだな」


と言うとうんうんと咲も頷いている。

エラは自分の力を使えと言っているがそんな必要もないのでごめんだ。


そんな危険性を微塵も感じない戦闘を続けていると気づけばこれ以上下に行くなと言われた五層に辿り着いた。


「ここって五層だよね?」


咲は実感が湧かないのか聞いてきた。


「5回下に降りてきたきたから五層だろ多分」

「でも、まだ強い敵なんて一体も出てきていないよね?」

「そうだな、だけどここから一気にレベルが上がるのかもしれない。注意していくぞ」


そう言うと咲は頷いて真剣な顔つきに変わった。

咲はもともと剣道で全国クラスだ。

少々強い敵が現れても自分の身は自分で守れるだろ。


「だからと言って今から硬くなっていたら本番で動けなくなるからリラックスしていこう」

「そうだね」


俺たちは警戒しながらも肩の力は抜いてまたしても歩き出した。


ギャーー!!た、たすけてくれー!!


突然、迷宮に叫び声が響き渡った。

俺たちは顔を見合すと頷いて声のした方へ走った。


♢♦︎♢♦︎


「あぁ、俺たちもここまでだな」

「そうね……」


俺たちは男が3人女が1人の4人組のパーティーだ。

最近やっとCランクになった。

やっと十層まで進めるよになったのだ。

だから、今日はまず五層から六層へ降りようとした。

しかし、降りる前にこれだ。

あと少しで次の階段というところで黒くて巨大な蜘蛛の魔獣に襲われた。

名前はどこかの辞典に書いてあった「ビシャ・スパイダー」だ。

しかし、どこか記憶と違う場所がある。

キラリと光る眼光や巨大な胴体と長い脚、直径五センチほどの糸を吐くのは同じだ。

しかし何かが違う。

そうか、色だ。

たしか五層にいるビシャ・スパイダーは緑色なのだ。

しかし、このビシャ・スパイダーは黒い。

そうか、たしか小さく書いてあったな。

15層では黒いビシャ・スパイダーが出ると。

ビシャ・スパイダーは五層の中では最強クラスだ。

それが黒色のやつとなると十五層でも最強クラスと言われている。

そんな魔獣が、現れたらCランクに上がりたての俺たちでは到底太刀打ちできない……。


「アァー」


仲間の女が襲われそうになりながら悲鳴を上げている。


なにをしているんだ?おれは?

こんなところで諦めてどうする。

俺は剣を握り直し女に襲いかかる脚を剣で弾いた。


「みんな!早く立て!諦めるな!神は俺たちの味方をしてくれるかもしれない。諦めたら待っているのは死ぬ運命だけだぞ!」

「そうだな!戦おう。俺たちがこんなところで死ぬわけがない」


俺たちは到底勝てるはずのない戦いに全力を注ぐのだ。

神に見放されないことを信じて。


♦︎♢♦︎♢


叫び声を聞いてから全力でここまで走ってきたが、まだ、叫び声の元がどこなのかわからない。


「咲、まだ走れるか?」

「あたりまえよ」


咲はまだまだ体力には余裕があるようだ。

さすが、全国レベルの剣道で鍛えられただけはある。


そこからもう少し走ると喋り声が聴こえてきた。


「もう少しだ!あと少し踏ん張るだ!」


男の声だ。

そして俺の目には蜘蛛に襲われているパーティーが映った。


「大丈夫か?」

「いや、結構きつい」


リーダーであろう一人の男が返してきた。


「お前らランクはなんだ?」

「Dランクだが何か問題でもあるのか?」

「それだったら今すぐ逃げろ!こいつはBランクかそれに近い戦力を持ってないと敵わない。ましてやお前たちのようなDランクが相手にできるようなやつじゃねぇんだよ」


男は必死な形相でおれに訴えかける。


「こいつってそんなに強いのか」


俺は男の話に耳を貸しながら剣を一度振り下ろしてみる。

すると、蜘蛛は剣を足の一本を犠牲に止めた。

たしかに今までの敵とはちがうようだ。

蜘蛛はすかさず糸を吐いてくる。

俺は糸を避けて地面を蹴った。

俺は剣を構える。

蜘蛛は俺の足が宙に浮いたところを見計らって。

勢いよく少量の糸を吐いた。

結構な速度が出ているので足に当たるだけでも。

打撲では済まないだろう。

俺は糸を避けるために無理やり体をひねる。

ここで一つミスに気づいた。

後ろには咲がいるのだ。

一つの糸なら咲でも対処できるだろうが今飛んでいるのは複数だ。咲でもその対処は難しいだろう。


「エラ!咲を守れ!」

「うん」


エラは咲を囲むように風の壁を作った。

さすが五代精霊というべきかすごい威力だ。

糸は風の壁に当たった瞬間に弾き返され、咲に届くことはない。

これで、蜘蛛との勝負に集中できる。

俺は蜘蛛に向かって思い切り剣をふる。

すると、剣の先から刃が生まれ蜘蛛に直撃した。

蜘蛛は一瞬ビクビクっと動いたかと思うと動かなくなった。

どうやら勝負は俺の勝ちのようだ。

戦う前に何か言われた気がするが今は人の命を救えたことが大切だ。

負傷者はいるが、死者はいないようなのでよかった。


すみません。

次回はいつになるか未定です。

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