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輝く星々にかかる雲  作者: アナ
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なくしもの

今日、懐かしいものが見つかった

ちょっぴり恥ずかしいけど

一つ一つはとても小さいけど

私がその時生きていた証


数十枚の紙の上にびっしりと記された文字

何年も前の私が創造した世界がそこには刻まれていた


読んで懐かしいと思ったもの

バカなことを考えていたなぁと思うもの

正直全く覚えていなかったもの


でも、どれもがその時の私が何かを考えていた証

思っていた証

今では忘れていた気持ちもそこには記されていた





ごめんね、忘れてたよ

今の私なんかよりずっと

昔のわたしはいろいろ考えていたんだね



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