表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

奇襲

作者: 葡萄ゆづゆ

「大変だあっ」


 ガラガラガッ、と立て付けの悪い扉を開けて声を荒げる青年は、この一室の中で、「情報要員」とも呼ばれる者だった。


「どうした悠介ゆうすけ


 悠介は、自分の名前を呼んだ声の主を見つけると、気の所為せいか、それとも何かに怯えてなどいるのか、何時いつもよりも青白い顔で言葉を紡ぎ出した。


「リーダー……奇襲だ……!」


 その瞬間、全員が悠介の方を向き、ささやかな静寂を生み出した。

 やばいんじゃないのか、そう誰かが呟いたのをきっかけに、室内に騒がしさが戻る。戻るというより、もう通り越す勢いで、音量は大音量まで上昇した。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ