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Rd.2 碧光と不死鳥の影

*****


整備音が響く整備区画。

地上のサーキットとは違うオイルの匂いが鼻孔をかすって行く。

溶接の閃光から見える並んだ機体の中で唯一、碧色のと白色が混じった機体。

ミナモが所属するチームと同じカラーリングと近い色分けで塗装されていた。

「うわぁ…」

全長30メートル位か。改めて間近で見るとあまりの大きさにミナモは声を失う。

これで戦う事は承知していたが、模擬戦闘で戦うのとは明らかに違う大きな圧迫感を

目の前の機体に感じていた。

(これを…これを俺が動かして戦うのか―――)

ミナモは明日には出撃する事に少し目眩を感じそうになった。

「ナモちゃん…」

「…なに?」

「戦うの…怖い?」

「…え!」

突然キョウスケに心を読まれたみたいなミナモは

ドキリとした。

ここまで来て怖いって言ったら彼は何て思うんだろう…と内心気持ちがグルグル回る。

「俺は、怖いよ?毎回怖い…出撃したらさ帰れなくなっちゃうんじゃないかって…いつも思ってる」

(キョウスケ…お前も―――)

「だから毎回出撃で家空ける時はさ、エロ本処分してるんだけどねー!」

「はぁ?」

笑顔で返されたキョウスケに直前で共感していたミナモは

気持ちが何処かにすっ転んでしまい

「お前っ何だよそれ!」

「だって大事だろ?身内にバレたりなんかしたら恥ずかしい物は見られたくないの!だろ?」

真顔に変わったキョウスケに、それはそうだけど…と、

ミナモは完全に気が抜けてしまった。

「お前ら、コックピットに入るぞー!」

ワシトミの声が聞こえ、二人は急いで彼の元へ向かう。


機体のコックピット内部は思ったより広く、

操縦席のモニターには宇宙空間の映像が広がっていて、

模擬戦闘で行なった空間と似ていたミナモは内心ほっとした。

「…ミナモ。」

ワシトミに呼ばれ操縦席の隣をワシトミは指さし

「手をかざしてみ?…ちょっとピリッとするが大丈夫」

(ピリッとするんだ…)

ワシトミの言葉に少しばかり緊張した右手をかざすと

ピリッと静電気のような感覚が走り、青白い光が神経に走るような感覚。

ミナモの心臓は一瞬で早鐘のように打ち、呼吸が浅くなる。

「こ、この機体……動くの?」

(…うわっ!)

かざした手のひらの下から淡い碧色の光が溢れ、軽い起動音が鳴った。

『ナンジョウ・ミナモ。ドライバーパイロット認証。マシンAI開示―――』

そう機械音声と共に沢山のミナモのパイロットデータらしき表示が

目の前のモニターに映し出される。

淡い光が手のひらに集まり、まるで意思を持つかのように形を成していく。

(あっ…この光)


『おとうしゃんのカッコいいマシンにのって、いっとうしょーとる!』


幼い時に見た陽の光。まだ無垢に笑って希望を持って居たあの日。

ふと、ミナモは来る前に見た夢を思い出していた。

その光と似てる気がして。

懐かしい。思い出している間にも光が集まり始め…

その光が人型になると―――


「やっほー!初めまして!ルゥでっす♪よろしくねミナモ!」


モニターが星空に戻ると同時に無邪気な声と共に、

手のひらサイズの少女がホログラムではっきりと現れる。

「こいつがこの機体のマシンAI、ルゥ。戦闘中、色々手助けしてくれる心強いやつ」

ワシトミの紹介に笑顔で手を振って来るルゥに思わず手を振り返すも

自分の名前を知っている事に驚くミナモ。

「ワシトミ指揮官もキョウスケも元気してた?」

「ルゥも相変わらず元気やな」

機体の重厚さとは逆の元気いっぱい少女なルゥにワシトミも笑う。

そんなルゥの様子に戸惑いながらもミナモは問うた。

「ええと…よろしくねルゥ。でもどうして俺の名前知ってるの?」

「知ってるもなにも、ミナモの手にあるステラコアから情報得てるからね」

「ステラコア?」

「うん、パイロットと機体を同期させるチップみたいなもの。だから私、君のことも知ってるんだよ」

そういやこのチームの移籍が決まった時、マシンに乗る決まりだからと、

左手に小さいチップの様な物を入れられたのを思い出した。

「ステラコアはミナモのコンデイションとかを機体に送ってパイロットと機体を同期する物なの」

ミナモが右手の表裏を見るも何ともないが、

ルゥを呼び出し反応したステラコアが中にあるのは確かだった。

「私達マシンAIはそれをサポートする役割って事♪」

「俺とマシンが同期かぁ…戦い方は地上で模擬戦闘はやってきたけど…」

ここまでマシンの仕組みは知らなかった。とミナモ。

「まぁ意識までは流石に同化しないけどね。機体と同化出来たら凄いけど♪」

って事は、ミナモは何かに気づきワシトミを見た。

「ワシトミ司令官、他のマシンにもルゥみたいな子が居るって事ですか?」

「そう。例えばさっき言ってたルートはテラダとイナガキの機体AI。機体一体に必ずAIがオペレーターとして居るし、姿や性格も色々違う」

「AIによっては相性が合わなかったり嫌われたらステラコアを付けていても

機体の性能を発揮出来ないから最悪乗れないんだよ」

キョウスケの言葉にミナモは先程の意味を理解した。

「だからアカリは何かしらルートに乗れないんですか…」

ルートの名前を聞いたルゥが呆れた様に問いかける。

「ちょっと指揮官、ルート姉様はアカリの事…まだ認めてないんですか?」

ルゥの問いにワシトミが頷くも

ルート姉様とアカリならとっても強いと思うのに…とルゥは呟く

「まぁな。ルートがあいつの事、嫌がってるからしょうがないやろ…」

「姉様もアカリの強さは認めてるのに本当勿体ないよね〜!」

「しょうがないのはルートも知ってるやろ…本人達の問題やからしゃーないし…」

ワシトミが言うも「まぁそうだけど…」と、

どこかしら納得いかないのか口を尖らせた。

「ルゥ、改めて今日からよろしくね」

ミナモの答えにルゥの温かい声が応える。

「もちろんだよミナモ。君の動き、全部サポートするからね♪」

機体とパイロット――二つの心が一瞬で同期する感覚に、ミナモは驚きと期待が入り混じる。

そして、遠くから聞こえる金属音。整備士たちの慌ただしい動きが、

戦闘開始を告げる合図のように聞こえた。

「まぁ挨拶も済んだ所やし、ルゥ、艦隊時間で25時間後に出撃する」

それまでにあるメンテナンス時間にパイロットのシステム調整頼む。と、

ワシトミの問いに、「了解。依頼を承認しました」と、

急に無機質なアナウンスの声色でルゥは了承すると同時に、

それじゃあキョウスケ、ミナモ。また後でね〜♪と

そう先程の元気な声色に戻ったルゥが笑顔のまま人型から光の粒子に戻り、消えた。

(消えた!)ミナモがこの慣れずに驚く間にも

「さて。二人は今回の出動会議に先に行って貰えるか?俺も後から向かう」


*******


「さっきは悪い…俺の所為でイナガキにも嫌な思いをさせて」

「大丈夫です…ここで何か問題が起きたら、地上で走れなくなりますから」


テラダの詫びた言葉に、分かってますから…と、

フィネスのパイロットが集合するエリアに向かう途中でイナガキはそう頷く。

テラダがアカリの様に別名呼ばわりされるのはここではいつもの事。

不死身…死神のパイロット。

そう呼んで悪態を付かれるのは、この艦隊に来れば嫌でも遭遇する。

それが原因で何かしらトラブルを起こしてチームのパイロットを降ろされると言う事は

同時に地上でのレースで自分のシート権を失ってしまう事も繋がる為、

無意味な争いを回避出来るのならそれに越した事は無い。

気に留めずに聞き流す事にした方が都合が良いのだ。


「…しょうがないよ、過去は修正出来ないんだし」


テラダは前を向いてはそう言葉を吐く。


まだ今のチームに在籍して間も無い頃。

奇襲してきた敵陣の戦闘で無事に帰還出来たのは

当時サブパイロットだったテラダと数人のみで、

同乗していた当時のメインパイロットは

操縦先に居たテラダを庇った代償に

攻撃を代わりに受け息を引き取った。


テラダには否はないが、無事に帰って来たその後…

一部の者達からは憎しみを向けられるようになった。

人は悲しみが大き過ぎると何処かにマイナスを置かなければ

生きられない…あまりにも皮肉な事だ。

ここで死神と影で囁かれるようになったのも、

テラダが耳にする時間はあまり掛からなかった。

でも、否定は出来ない。

自分が搭乗する事がなければ、あんな事には――


「?…どうしたんです?」

「あぁ。否、何でもない」


そういえば…こんな時は食って掛かりそうになった

誰かさんの後襟を掴んでは止めていたな。と、

そんな頃もあったなと…ふと思い出したテラダが苦笑した事に

気付いたイナガキが不思議そうな顔で問いかけていて。


「ちょっと…前の事を思い出しただけ」


そうやんわりと振って返す右手は

機体のパートナーがイナガキに変わった今、

今は自分で止める事はなくなった所為か

少しだけ寂しく軽く感じた気がして。


「ところで…コーサからはイナガキも完全移行したの?」


イナガキが自分のチームに来る前に搭乗していた機体を

AI名でテラダは問う。


コーサのメインパイロットとサブパイロットの搭乗者が

変更になって数年は経つ。

機体のシステムは殆どがパイロットの精神でリンクする為、

最大に性能を使うには機体の構造システム上

パイロットを変更したからと直ぐには移行する事が出来ない。

機体の相性によっては…早く完全移行出来る事も

あるが場合によっては数年も掛かる事もある。

それは搭乗するパイロット自身も同じで。

今シーズンからコーサの機体はアカリがメインパイロットで

搭乗する事になったのだ。

最初は不安もあったが直ぐにコーサとは打ち解けたようで

イナガキも安心して任せてある。


「ええ。でもコーサはまだ可愛いがってるんで

 キタガワには無茶して派手に壊すなとは念は押してますけど」


そう、冗談交じりにイナガキは答えた。

乗っていた時にプロトタイプだった機体から

今まで大事に育てて来た愛機だ。

搭乗はする事は無くとも未だ自分の子供の様に

可愛がっている事には変わりは無い。


コーサの扱いはフィネスの中では一番適任ですよ。

そうイナガキは頷く。


*********


――数年前、


運悪く通りかかった通路で悪態に釣られ、

食ってかかりそうな相棒であるサブパイロットの後ろ襟を

『やめろ』と、テラダは掴んでは動きを止めていた。


『チョットコイツ、地上の仕事で疲れてるみたいで…失礼』


テラダの詫びの言葉と後ろに強く引き戻され

我に返った当時サブパイロットは納得が行かない様子だったが淡々と謝り

その場を一緒に後にする。


『…ここで何か問題が起きたらどうなるかは知ってるよな?』

『…すみません。下手したら地上で走れなくなるのは分かってます』


テラダの「いつもの」注意にまたやってしまった…と、

申し訳なさそうに言葉をこぼすも表情は悔しそうなままで。


『…テラダさんをあんな風に呼ぶ奴らは分かってない。

あの戦闘から奇跡的に戻って来れたんですから、

戦ったパイロットは皆、俺はヒーローだと思ってるのに――』


(ヒーロー…ねぇ…)


先程のイナガキと別れ、一人格納庫が見えるエリアに来てたテラダは

ふと、当時のサブパイロットの言葉を思い出して自嘲的に笑う。

『テラダさんが居ないルートなんか絶対乗りませんから!』…と、

そういえばそんな事まで言われてたな…と、

懐かしい記憶の中、重機が動く音に視線を移すと、

丁度ガラス越しに見えるテラダが乗る黒い機体が戦闘前のメンテナンスを受けていた。

地上と並行した時計が正確ならば、この時間なら…

最終調整に入っているのだろう。

地上で同じチームのメカニック達が、レースとは違う工具で

自分が乗る機体を点検していた。


(俺は…そんなもの…成れる訳が――)


このチームに在籍する前から使用している愛機を

撫でるかのようにテラダはガラス越しになぞる。

あの機体が別名…不死鳥と言われるようになったのは

自分の所為。只…機体が猛禽類を連想させるとか

機体色が黒いからではなく

テラダと同じく良い意味ではない理由。


「ルート…ごめんな…ごめん」


AI名で自分の愛機の名を呟く。

あの時、自分がもっと機体を操作出来ていたなら。

あの時――もっと。


先程当てられた心無い言葉が

今更になって悔しい程に声が聞こえる。

目の前の敵を倒す力が自分にあったのなら。

自分を庇う事なんて無かったのに…。


「ごめんな…ルート。約束したのに…

俺のせいでお前の名前を傷付けてる…」


詫びの言葉だけがこぼれるままに

ガラスをなぞっていた手を握りしめ…

どこにも流せられない気持ちを

テラダは冷たいガラスの面に押しつける。

最後に詫びた言葉が

声になる事は無く静かに消えて行った。


「あのバカ…」


死角の壁側から遠くに見えるテラダの様子に

小さく舌打ちする者が居た。


(まだあの時の事…気にしてるんか…お前の所為じゃないのに)


そう自身に言い聞かせたままに、ワシトミは

自分が地上で監督するレースチームのキャップを

前に深く被り直し腕組みをしては溜息を付く。


当時、パイロットとして援護で向かっていたワシトミは

あの状況を思い出すと同時に、あの黒色の機体が

無残になったメイン操縦席は…

あの致命的な悲惨さを思い出しワシトミは目をすぼめた。

忘れたくとも…酷くこびり付いてその記憶は消えない。

幸いな事にテラダが乗っていたサブ操縦席とメイン操縦席は

遮断されていた為、あの酷過ぎる惨劇を見れずにいたのは

せめてもの救いだったのかもしれない。と…ワシトミは思う。


そのパイロットは地上では

”プライベートでの走行テストによる事故死”と、

言う扱いとなり、

地上のレースにはあまり参戦していなかったものの

多くの信頼を寄せていた者の犠牲。

代償は大きく、テラダが戦艦内で一部の者達に

その後…あの黒い機体の別名が不死鳥と

別名で呼ばれるようになるのも時間は掛からなかった。


(気にしてるも何も…ルートは、あの人の形見みたいなもんだしな…)


出来ればあまり思い出したくない記憶を切り替えるかの様に

ワシトミは丁度、自分の近くでメンテナンスを受けている

青い獅子型の機体に目線を移した。


当時…援軍を出せない状況の中、

ワシトミが倉庫から引っ張り出しては

無理やり起動させ使用した機体。

それが何かの縁か…巡り合わせか。

あの時のマシンはカラーリングが変わり、

この戦艦でメインパイロットとして勤めたチームの

ワシトミの愛機としては最後の機体となって。


今は――


(あれなぁ…俺の時も暴れ獅子マシンやったし…

あいつがメインでもまだなぁ…)


別のチームの指揮官になった今。

その愛機はメインパイロット当時にサブパイロットだった

以前の相棒に譲ったものの…

戦艦内の機体の中で一番クセがある性格の機体な分、

譲ってもう数年経つが…未だ不安が残る箇所を思い浮かべては

ワシトミは溜息を零す。


「…ワシトミさん?」


声を掛けられ視線を移すとイナガキがそこに居て。

待ち人の到着に「いこか?」と、テラダに気付かれない様に

ワシトミはイナガキに逆方向へ促す。


「…テラダの様子は相変わらずか?」


先程のテラダの様子を見ていたワシトミの問いに

イナガキは重く頷くと…違和感ないならそれで良いわ。と、

ワシトミは頷き返した。


「イナガキもまだ気ぃつけなはれ。

艦隊の治安部隊から狙われてるテラダの近くに居る以上、

何かしらあいつ等に目が付きやすいからな」


コンティナ―と呼ばれる

敵陣でもある不明な生命体に接触したと言われる者。

彼らがその重要人物の一人として該当するテラダを

治安部隊という者達が影で軍事的に狙っているという。

フィネス艦隊の部外者から極秘に聞いたワシトミには

未だ信じ難い事だが…フィネス艦内でイナガキが遭遇した

戦艦内での数々の不自然な動きは目に余るものがあった。

「特に…イナガキがやった情報操作の件も

まだ疑いが取れてない。油断は禁物やぞ?」


テラダの件で巻き込まれ、

最悪チームフィネスを離脱されかけた

当時のテラダのサブパイロットの情報を

こっそり書き換えた張本人であるイナガキに

ワシトミは確認するかのように問う。


治安部隊が暗躍しているのは知っているが

どれだけ…この戦艦に居るかも分からない。

すぐ近くに居るかもしれないし、

最悪…自分たちの読みは既に向こうは知っていて

そのまま自由に泳がされているのかもしれない。

でも、だからといってこのまま良い様に利用されるのは御免だ。


あの絶望的な戦闘の「終わり」こそ、

誰かが望んでいる「始まり」なら尚更だ。

長い間続いているこの戦闘をどうすれば早く終結出来る可能性が

少なからずあるなら…こちら側でも動くべきだ。

それが結果としてパイロットとしての肩書を

自分が失わなければならなかったとしても。

そうワシトミは思っていた。


「…今回の戦闘で何か情報が得られたら良いですね」

「まぁな。イナガキ、テラダのサポートは任せた…」

「了解です…ワシトミ指揮官…」


この艦内での『呼び名』で、イナガキはそうワシトミに答える。

出撃まであと1日と数時間。

その知らせのアナウンスが戦艦内で聞こえ始めて来た中、

元チームメイトである二人の意思は迷うこと無く

お互いの目標は曇らないまま。


戦いの足音が聞こえてくる焦りの気持ちを抑えていた。

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