表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
涙と雨のにおい  作者: 時計
3/7

続きの投稿が遅くなってすいません。

プライベートの方でこの時期にしか食べられないホタルイカを捕りに行ったりしていました。

捕れたホタルイカは沖漬けにしたんですけど、とても美味しいです!

是非この時期にホタルイカ食べてみて下さい。

恥ずかしかった僕は夕食が出来るまで大人しく待っていた。

すると5才の、はなちゃんが


「一緒に遊ぼ」


と言ってきた。

僕は動揺しながらも


「あ、ああ、いいよ」


と言うと隣の同い年のみゆうが、こっちを見ながら、くすくすと笑った。

僕は一気に体温が上がり冷汗が出た。

はなちゃんと一緒に遊んだ後、夕食の準備ができ、先生が呼びに来た。


「はい。もうご飯が出来たから手を洗いに行くよ。」


みんな手を洗いに食堂へと向かった。

合掌をし、先生は3才のゆめとくんにご飯を食べさていた。

はなちゃんは先生に一緒懸命、今日あった出来事を先生に話して先生は笑いながら、そうかそうかとうなずいていた。

ご飯が終わり歯磨きをし、寝る時間までテレビを観た。

でもテレビは小さい子が優先。

ドラ○もんやクレヨンし○ちゃんなどを見ていた。


8時になり小学生以下は寝るため自分たちの部屋へと向かった。

先生も小さい子のはなちゃんやゆめとくんを寝かすため部屋へと向かい、そして、この空間には僕と、みゆうが残った。

みゆうは大きくため息をつき


「やっと好きなテレビが見れる」


と言いながらテレビを変えた。

僕も無言でテレビを見ていた。

朝になり全部の部屋に曲が流れ、先生が部屋をノックし、


「おはよー」


と言い起こしに来た。

敷布団をたたみ、部屋を出た。

部屋を出ると同時に隣の部屋からみゆうが出てきた。

みゆうは僕の顔を見て


「おはよう」


と言ってきた。

僕は動揺して


「お、おはようございます。」


と言いながら頭を下げた。

みゆうは、またクスクスと笑った。

僕は同い年なのに敬語なんか使ってしまったと思い、顔が赤くなった。

部屋に掃除機をかけ朝ご飯を食べた。

朝ご飯はマーガリンを塗った食パン2枚と牛乳だった。


ご飯を食べると歯磨きをし、僕は漫画を読んでいた。

そして勉強の時間になり昼まで数学と漢字の勉強をしていた。

勉強が終わり昼ごはんを食べ、掃除をし、自由時間になった。

するとみゆうが


「ねね、体育館で卓球しない?」


と誘って来てくれた。

すると小4のしょうまも


「俺もやる!」


と言い、

僕も


「いいよ」


と返し、3人で卓球をして遊んだ。

遊んでいく内に僕としょうまとみゆう、3人の仲は深まっていった。

こうして3人で映画を観たりドラマを観たり、楽しい日々を過ごした。


ある日の夜、いつもの様に8時になりしょうまや先生たちは部屋へと行き、僕とみゆう2人だけ部屋に残り一緒にテレビを観ていた。

僕はもう、みんなと打ち解けていて、みゆうと笑いながらいた。

するといきなり彼女の顔から笑顔が消え涙を流した。

僕は彼女の涙を見た瞬間、一瞬、体が固まり、


「どうしたの?」


と尋ねた。

すると彼女は弱々しい声で


「じゃあね」


と言い手で涙を拭いながら走って部屋へと戻って行った。

僕は何が起きたのかもわからなくなった。

その夜、僕は布団の中で彼女の涙の事をずっと考えていた。




読んでいただきありがとうございます。

まだ続きますので少しでも気に入ってくれたり次話が気になる方はお気に入り登録よろしくお願い致します。(モチベにも繋がりますので)

コメントも是非書いていただけると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ホタルイカは富山県かな?
2020/03/30 07:46 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ