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涙と雨のにおい  作者: 時計
1/7

5年前の出来事

初投稿です!自分なりの物語を作って見ました。

読んで頂けるとありがたいです。

是非評価の方をよろしくお願いします。

僕はあの子との思い出が頭から離れない。忘れようとしても忘れられない。

そうゴムの様に引っ張っても切れない。一つの思い出が…



5年前の僕はアルコールに依存した父親から毎晩、暴力を受けては心と体を傷つけられた。

夜ベッドに入るものの父親への恐怖が頭の中を駆け巡り眠りにつけなかった。

車のエンジン音がだんだんと家へと近づくにつれ全身が熱くなり、息が上がっていく。

心臓の鼓動が聞こえる。心臓の一叩き一叩きが重く、痛く感じた。

父親の荒々しい足音が僕の部屋へと近づいてくる。薄い一枚のドアを開けられた瞬間

僕の足元から頭の天にかけて冷たい風が通った。

父親は僕の胸ぐらを掴み片手で僕を持ち上げ、頬を引っ叩かれた。床に這いつくばりながら顔を上げると鋭い目で父親は僕を見下した。


「立て」


と言われ僕は恐る恐ると立つ。

父親は僕を睨みつけ僕の部屋から出て行った。

僕は全身の筋肉が一瞬にして緩み膝から崩れ落ちた。

口の中に苦く辛い血の味がした。洗面台に行き鏡を覗くと、切れて膨れ上がった唇、赤く腫れた頬

ショックで泣き崩れた。

読んで頂きありがとうございました。続きがあるのでお気に召しましたら、続きが書け次第投稿させていただきます。

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