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アメリカで猫と暮らす  作者: 真白タミィ
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第1話 ネコなのに8キロと9キロって!

小さくかわいい子猫は8年経ちウルトラサイズになった。


愛情たっぷりに育てている。餌もたっぷりだったのか、8キロと9キロの巨大猫になってしまった。

 

英語ではタビーキャットと呼ばれている種類だが、普通のしまねこだ。

 

 茶トラ猫は(オレンジタビー)という。ガーフィールドもホワッツマイケルもオレンジタビーだ。

オレンジタビーの名前はチャチャマル。今は略してチャチャと呼んでいる。

 

 チャチャというダンスもあるので、英語圏の人は発音しやすそうだ。しかーしChaChaには(女性のあそこ……)などというスラングがあることは知らなかった。ごめんよ、チャチャ。

 

 もう一匹は英語では(グレータビー)こちらも日本ではトラ猫で灰色のサバトラだ。こちらはコタローという。コタローはこちらの人には非常に発音しにくいらしい。夫の友人は間違えて「カトー」と呼んでいた。 ちょっと古いアメリカ映画にでてくる日本人は(KATO)が多いのだ。

 

 猫が欲しいと思っていた頃、あるアメリカ人に「こういう猫が欲しいの」とアメリカンショートヘアーの写真を見せたら「あらストレイキャット?」と聞かれた。のら猫のことだ。アメリカンショートヘアーという種類の猫は17世紀にメイフラワー号でアメリカに上陸したネコの子孫とされる。そして始めはドメスティックショートヘヤーと呼ばれた。 ドメスティックキャットはイエネコだ。アメリカによくいた猫らしい。 


 その女性は「キャリコキャットが良いわよ!」という。「へえ~どんな種類?」と聞いて写真を見たら、普通の三毛猫だった。Calico catはアメリカで人気がある。

 

 それからアメリカの猫は皆尻尾が長い。 尻尾の短い猫はジャパニーズボブテールという名前があり、とても珍しがられる。所変われば猫の人気や価値もこれ程違うのは面白いなと思った。 

 

 我が家の2匹はLAで生まれた兄弟猫だ。日本で言う里親会のような感じのところでアダプションした。 

日本猫に見えるけれどサイズがものすごくアメリカンだ。あまりにも大きい。オーバーではなく、どう見ても山猫サイズなのだ。


 家の猫たちを見慣れてしまっている夫は外で猫を見て


 「ワオ~~! 見て! すっごく小さい猫がいる! 」と仰天して叫んだ。Tiny Cat! と大騒ぎだ。

 

 ……夫よ、それが普通のサイズの猫なのだよ。恥ずかしいから、すごく大きい声でそんなこと言わないで。

 

 いつも家の猫を抱っこしている息子は友達の家の猫を抱っこして


 「ものすごく軽かったんだよお!!あんな小さくて大丈夫なのかな?」と心配した。

  ……息子よ、それが普通の体重の猫なのだよ。うちの猫が太りすぎなのだな。

 

 そんな(ぽっちゃり猫)のチャチャとコタロウとの日々をを綴っていこうと思う。





どーんと8キロ9キロ

挿絵(By みてみん)

 

引退してしばらくたって、いつも家にいることが目新しくなくなり、チャチャはまた夫に冷たいです(笑)

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