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詰みゲー!  作者: 甲斐柄ほたて
第三章 狂った歯車は暴走を始める
76/141

3-38 VS赤服⑥ 槍

†††3-38


赤服がグッ、と拳を握る。

その威力はついさっき身を以て経験済みだ。

「お嬢様逃げて下さい!時間稼ぎしますから!」

手を出してお嬢様に逃げるよう合図する。

「嫌よそんなの」

しかし、お嬢様は私の手をすり抜けてひょいっと更に前へ踏み出した。

「・・・・・・」

赤服は無言でそんなお嬢様に向かって駆け寄る。

「お嬢様ッ!」

間に合わない、私がお嬢様の前に出るより赤服の攻撃の方が早い。

絶望に目の前が一瞬真っ暗になる。



お嬢様が右手を真横に伸ばす。

私はその右手に見知らぬ懐中時計が現れたのを見た。

「油断したわね・・・・・・。無防備に突っ込んでくるなんて。猪じゃあるまいし」

お嬢様が指を天に向ける。

女王の雷槍(クイーンズジャベリン)!》


†††

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