表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詰みゲー!  作者: 甲斐柄ほたて
第三章 狂った歯車は暴走を始める
68/141

3-29 VS赤服④ 落下

†††3-29


その後五分程度の間、道を走り、お嬢様を『石盾』で閉じこめた地点までたどり着いた。

「解除ッ!」

走りつつ、右腕を振ってお嬢様を閉じこめておいた『石盾』を解く。

「オーレン、さっきの竜巻はな・・・・・・」

「後にして下さいっ!」

なにやら言いかけていたお嬢様を走ったままで抱えてそのまま走り続けた。

「あっ、何よっ、何なの・・・・・・きゃっ」

お嬢様の抗議の言葉は途中で悲鳴に変わった。

私がお嬢様を抱えたまま急に立ち止まったからだ。


私が足を止めたのは、五十メートル程先の地面に巨大な影が落ちたからだ。

抱えられたままで影が見えないお嬢様が、何よ、と身をよじらせたその時、

凄まじい音と共に時計塔が地面に落ちてきた。


†††

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ