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詰みゲー!  作者: 甲斐柄ほたて
第二章 不断なる少年は勇者となる
33/141

2-17 レジスタンスの正式名称は東狼団

†††2-17


「「<え?>」」

俺とミリア、ついでにキティもぽかんと口を開けた。

「ちょっ、ちょっと待ってください。レイン様」

「なんですか、ワッフルワイン?」

「彼はすでに我らのレジスタンスに入団が決定しています」

「ほう、ならば退団すればいいではないですか」

その言葉にミリアは絶句した。そのミリアの横顔を見て、俺はなんとなく何かを言いたくなった。

「あの、レイン・・・・・・様?」

「なんですか、サッキーさん?」

「坂井です。俺は入団を取り消すつもりはありません」

「ですがあなたを喚んだのは元はと言えば我々なのです。だから我ら国軍側に加わるのが筋だと思うのですが?」

「確かにそうです。ですが、俺をこの都まで連れてきてくれたのはミリアです。なら、レジスタンスにも同等の権利があるはずでは?」

「なるほど。一理ありますね」

レインは無表情のままでうなずく。すかさず俺は提案した。

「両方に加わるのはどうでしょう?」


†††

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