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073⚫️絶体絶命
あれっ?何も見えん。
あっ、目隠しされてるのか、わし。
「おっ、気がついたな、おっさん。」
乱暴な野卑な声だ。危険なヤツだな。
「おい、お宝はどこにあるんだよ。」
お宝?あっ、わしの発掘品、どうなったん?
「ああ、あれか。なんもでてこなかったぞ。」
でてこなかった?えっ、いや、どういうこと?
「粉々にしたけどよ、金も銀も宝石も、なんも入っちゃいなかった。目が覚めるのを待って吐いてもらおうと待ってたんだ。さあ、言えよ。命、惜しいだろ?へへっ。」
なんだとお?!粉々にしたあ?!
わしの、わしのもんを?!
「なに震えてんだよ。言わねえんだったら、じゃあ、まあ指を一本ずつ行こうか。」
何人もの笑い声がする。
ひぃ・・・。わし、絶体絶命?




