転移するみたいです。
主人公ちょっと変態です。
「はぁ〜疲れたぁ」
帰ったらゲームしよ。
「お疲れ様で〜す」
「お疲れ〜」
「お疲れ〜」
えーと、もう10時か帰りにコンビニよろ。
「ブーン」(トラックの音)
前を見ると信号は赤。右を見ると猛スピードで向かってくるトラック。
「あ、これ死んだわ。ハハッ..」
そう、俺は歩きスマホをして、赤信号に気づかずトラックにひかれてしまったのだ。良い子は真似しないでね!歩きスマホはホントに危険だよ!
ここどこだ?周りを見渡しても、歩いても景色が変わらない、ずっと明るいままだ。
「そうかぁ、ここが天国ってやつね!俺死んだのね!…はぁ、ダサいな俺。」
「天国じゃないよ!」
「違うよ!」
子供?誰だろこの子たち、飛んでる?なんか頭に輪っかついてるし羽も生えてるし天使か。それにしてもすげー数だな〜。あれ?なんか奥からやってくる。
「わぁーお」
すごいボインのナイスバディで美人な女の人でてきた。
「落ち着いて聞いてください。あなたは死にました。」
うん。知ってる。
「あれ?悲しくないのですか?」
「いえ別に。」
「そうですか。」
「はい」
「え」
「え?」
「いえなんでもありません。コホン」
あら可愛い
「私は女神です。あなたを異世界に送るためやって来ました。」
うん。おきまりのやつね。
「どんな世界がいいですか?」
小説とかで読んでたし。
「剣と魔法と魔物の世界でお願いします。」
「かしこまりました。」
あ、OKなのね。まぁ何かやれって言われるんだろなぁ。
「あなたにはそこでやって欲しいことがあります。」
ほらきた!あれでしょ?魔王とか倒せってやつ。
「なんですか?」
「楽しむことです!」
あら、この子…いやいやこの人すごくいい人だ。
「何か欲しいものとかありますか?3つまでならなんでも!」
あー異世界に行く時の特典みたいなやつね。
「その前に質問いいですか?」
「はい!」
「なぜあなたはそんなに可愛いのですか?」
「え?/// 」
「あ、すいません間違えました!」
何言ってんだろ俺。ハハ
「転移と転生どちらですか?」
「城の転移魔法陣に転移です!」
うむうむ、魔王討伐頼まれるやつだこれ。
「わかりました。なら特典ですが。
1つ目、年齢は15歳でお願いします。
2つ目、イケメンでスタイル完璧にしてください。
そして最後に、無敵にしてください!」
いけるかな?
「無理だな、1と2はできるが3つ目はダメだ。」
え、誰この人
「色欲の女神様!」
「2つで十分だろ。行ってこい。」
えぇぇぇぇー!!!!?