プロローグ
どうもうさうさです!
この作品が初めての作品で、すごい緊張しています…。
この作品がどうなるかわかりませんが、皆さんが憧れるような恋愛ストーリーにしたいと思うので、応援、よろしくお願いします!!
俺の住んでいた地元よりも、どことなく暖かい風が吹く春の朝を迎えた。
東京の高校に入学する俺は、1ヶ月前に上京したばかりだった。
俺は地元の高校に入学して、のんびりと暮らしたかった。
しかし、両親は東京の学校に入学する事を望んでたから、仕方なく東京の学校を受験した。
これがきっかけである出来事が起きたというのも、予想も出来るわけなかった。
東京に来て建物が大きいだの、空気が悪いだの、人が多いとか。初めての人は色々みんな思うことがあるだろう。
俺でもそんなことがあった。
生まれて初めてカフェに行き、生まれて初めてコーヒーを飲んだ。
その時に飲んだコーヒーが…美味しすぎた。
俺の中の飲み物革命だ。
まぁ東京に行かなくてもコーヒーは飲めるんだが、今まで「コーヒーを飲む」ということに何故か縁遠いかった。
多分お子様だったんだろう。
「賢登?何してるのよ。早くしなさい?まさかこの私を待たせる気?」
おおっと。やばいやばい。ちょっと怒ってるぞ。
「わりぃ!今行く!」
と、急ぎながら制服に着替えた。
今のはお嬢様の声だ。
今はかなり大きい家で二人暮らしをしている。
ふと考えるとどうしてこうなったんだ?
あの日あいつと出会って変わった。
生活も。環境も。
実際、この生活も充実している。楽しいかは別としてな。
俺はあいつと出会ったあの日の事を思い返した。