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如月寝狐
如月寝狐、女、魔術師。
狩人非公式依頼所、Rabbitの統括をしてる。基本的な対応はプログラム化して自動対応が可能だけれど、直通ラインも設けており、今回のよう直接動く場合もある。
形而界で暮らしているのだけれど、来訪者は今のところレインくらいなもので、時間感覚そのものも曖昧なまま。だから、彼女の残した何かが起動したことには驚いた。そんな仕掛けも遺していたのかと、実はちょっと笑えてしまい、ああ私はまだ笑えるんだと、そんなことを自覚した。
肉体にはもう戻れないとわかっていたけれど、どうやら公人さん――エミリオンは、イギリスの屋敷で保存しているらしい。自己満足よ? と言ったことはあるけれど、どこか寂しそうに苦笑していた。




