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鏡華花
鏡華花、女、一般。
直感が鋭いとか言われるけど、よくわかってない。
あたしはきっと巻き込まれて、出生の問題があったから、ちょっと歪な感じになってて、結果として涼と逢うことができた。
あたしはそれでいいと思ってる。
ずっと涼と生きて行きたい――けど、でも、それが叶わないのならば、せめて。
あたしは忘れずにいようと、そう思う。
この時点で、私は先代……というか、祖母から、鏡家というものに関しては、教えてもらっていない。もしかしたら教えてくれたのかもしれないけど、たぶん、理解できてなかった。
でも。
理解していたって、結果は同じだったように思う。




