ヤンデレ開花?
どこに行ったんだろうか?
遥がどこにもいない。大学にもいなかった…どこだ?
そうすると携帯が鳴った。遥だった。どういうことだろうか?遥は携帯を持っていただろうか?
そう思っていると遥は家に居た。なんでだろうか?まぁ、早く帰ろう。
しかし家に帰ってどんな顔して会えばいいのだろうか?心配してたって言うか?それとも…あーもー恋って難しいしわからないからめんどくさい。自分にイライラするよ。
「ただいま〜」
はぁ…やっぱりどうしようか?好きって言うこと言ってフられてしまったらどうしようか?彼女の帰る家を奪っていて今更出て行けなんて言えないし出て行く場所もない。心配してたと言いたいのに言えない自分が辛い…
それも彼女は帰るといった。なんなんだ?どこに?実家とかって実家の他にもあるの?元彼とか?はぁ…あーもー俺がバカバカしくて呆れる。嫉妬深いと嫌われるよなぁ…それは嫌だ。諦めたくもないし嫌われたくもない。どうすればいいんだろうか?
しかし彼女も何も言わない。どこに行ってた?なんて聞いたら束縛とか言われないのだろうか?そんな中で俺は何か言えばってことを言ってしまったー。クソ、俺が言えよって感じなのに…今更こんな俺が告白しても無駄だよなぁ…
あーもー…
「はぁ…」
自分が本当情けない。男ならもっとグイグイ攻めていった方がいいはずだけどそこで嫌われたら終わりだし…
ガチャン
ん?え⁉︎
遥がまた出ていった。うわぁーーーやっちまった。ちゃんと言えばよかったのにいいいいいいいい。どうしましょう。追いかけよう。今なら追いつくはず…
**
遥足早くない?ってかどこいった?あーもっ…どうしよう⁉︎
そこで俺は思いついた遥の実家に行けばいいのでは?しかし場所がわからないからいけない。
…そういえば遥何も持っていないよな…?
携帯置いて行ってるし?…あっ‼︎遥の電話で実家の方にかければ⁉︎携帯見ちゃうけどいいよね?思ったらすぐ行動‼︎
…そう思って遥の携帯の電話帳には
母
父
麻結さん
柚月さん
麻兎ちゃん
真弓くん
とあった。
柚月さんとか男でありそうな名前だ。真弓くんって誰だよ。…まず母の方にかけるか?
『どうしたのー?遥』
聞こえた声はおばさ…お母さんぽい声だった。俺の母さんみたいな甘ったるい変な声じゃない。
「あの『あらあら男の子?もしかして遥の彼氏?あらあらまぁまぁ』えっと柚月さんの家って分かります」
『え⁉︎柚月さんの彼氏⁉︎』
「違います‼︎」
そこは否定もちろん否定。
『あらあらえっとねぇ〜…⚪︎×市の△△地区だったと思うわぁ〜』
すぐ行こう。
「ありがとうございます」
俺はすぐ車でそこに行くと変な女がいた。
こんな深夜に自転車を乗ろうとしているのかヘルメットを片手に持った変な女。
こいつ?んなわけないか。
「お前が柚月?」
「なんじょい」
こいつぽい。そして車を降りると女は自転車をこぎだした。
「オイコラ待て」
「待てって言われて止まる馬鹿がいるか〜」
そうして俺はこの女を追いかけることになったのはお決まりだろう。
**
「ストーカー訴えてやるぅ」
知るか。やれるもんならやってみろ。
そんな馬鹿と話?をしていながら走っていると馬鹿はある家の近くで止まった。そこはなんていうかうちの家ぐらいの大きさの家だった。
周りもそんな感じが広がってるからこういうものだろうか?
「近寄るなチャラ男〜りんとうぴ…」
「柚月…うるさい」
そう言って家から出てきたのは童顔だけどめっちゃイケメン。身長も高くて俺と同じいや俺より上ぐらいのイケメンだった。
もしかしてこいつが?遥の好きな人とかありえるな。
まぁ、いいから一発殴らせてほしい。
そう思って殴らせて欲しかったけどそいつは俺が殴る前に鳩尾に殴られた。
うん。強い。
殴られた後家の中から遥と美人と美少女が出てきた。
遥はびっくりした顔をしていた。こんなに弱い俺が嫌いになった?
**
玄関から家の中に入れられて「2人で話な。アディオス」という風に美人が言って俺らは話すことになった。
何を話せばよかろうか?
まぁ、謝ります。さーせん。反省はしているし後悔もしています。
そんな馬鹿と話していたせいで馬鹿が移ったような話し方を心の中でしていたら告白された。今は付き合いたいとかどうにもこうにもなりたくはないけど告白された。それって両想いってことななるよな?
嬉しい‼︎絶対結婚するから。
束縛しても許してね。監禁も俺出来るな。金も一応あるし。
ってことでよろしく‼︎
携帯の麻兎ちゃんと真弓くんってあったのは麻兎ちゃんが携帯に入れたからです。
そういうことありますよね。
あと、柚月ちゃんは声を深夜なのに大きくあげていた近所迷惑の人です。