28話
「い、いや!でも!俺は3連続ストライクを・・・」
あっ・・・
祐希は思い出した。茉依火が6連続ストライクを取っていた事を・・・
「・・・俺、トイレ行ってくる」
「う、うん・・・UFOキャッチャーの所で待っとくから」
「わかった」
スタスタ
祐希はトイレに向けて歩いた・・・
ジャァー!!
バシャバシャッ、キィー
ゴォー!!
ふぅ
「スッキリしたぁ〜」
祐希は手をブランブランとさせながらトイレから出た。
スタスタ
「え~っと、確かここら辺に・・・おっ、いたい───」
え~、でもさ〜、何で私にナンパをしたの?
それは・・・貴方が物凄く綺麗だからです
え〜ホント〜?超嬉しぃ〜♡でもねぇ〜、私には男がもう居るんだよねぇ〜
え・・・?マジっすか?
そっ、だから速く帰った方がいいよ、私の男はね、物凄く強いんだから
わ、分かりました・・・
スタスタ
・・・あっ、祐希君〜遅いって〜
「ごめん・・・それよりさっきのは・・・」
「ああ、さっきの?さっきのはね・・・いきなりナンパされたから、少しお話をしてただけなの、それより祐希君」
?
「UFOキャッチャーって得意?」
「UFOキャッチャーはまあまあ得意だけど・・・もしかして?」
「そう、今から一万円あげるから、ちょっとやってきて欲しい」
「別にいいけど・・・」
「よしっ!じゃあお願いね〜」
祐希は茉依火から一万円を貰った。
「・・・取り敢えず両替をするか」
スタスタ
「え~っと両替機は・・・あったあった!」
ウィーン、ピッ、ジャラジャラッ!!
「やっぱ多いな、ポッケに入るかな」
祐希は百円玉を沢山持ち、どんどんポッケの中に入れた・・・
・・・よしっ!全部入った!!
百円玉は全部ポッケの中に入った。
「さてと、何からやろっかな〜」
スタスタ
・・・おっ
「これ・・・いいかもな」
祐希はトライポッドを選んだ。。
「ピザポテト、丁度食べたかったのもあるけど・・・」
残りの黄色い棒の数 1と9の2本
「まあ俺タイミング系は強い方だし、いけるいける」
チャリンッ!
「・・・てか、このピザポテト・・・物凄く変な風に耐えてんな」
細長い筒の様な容器のピザポテトは、1の棒の上で直立している。
「やるか」
トゥルルトゥレレトゥルルトゥレレ
ポチッ
テテーン!!
「うおっ!一発!!マジカ!!」
ボドッ!
ピザポテトはそのまま下に落ちた。
「さぁて、幸先が良すぎ───」
ガンッ!
え?
ガンガンッ!
・・・あっ
「この容器が縦に長過ぎて取れないのか」
・・・店員さーん!!
カチャンッ!
すいませんでした、こちらをどうぞ
「おぉ、ありがとうございます!」
いえいえ、では!楽しんでくださいね!!
はい!
タッタッ!
・・・よし
「次は何や───」
・・・良いじゃんこれ
祐希はトライポッドの横にあるフィギュアが入っているUFOキャッチャーを見た。
そのフィギュアは祐希が好きな呪◯廻戦の五◯悟、虎杖◯仁の奴だからだ。
「・・・やるか」
チャリン!
ウィンウィンウィン
「位置を完璧に見定めて・・・」
祐希はUFOキャッチャー台の横から見て、位置を限りなく完璧にしようとした。
・・・ここだ!!
ポチッ!
ウィンウィン、ガシッ!ウィンウィン
ボトッ!
「よっしゃ!また一発!!」
祐希は虎杖◯仁のフィギュアをゲットした。
そして10回程やり、五◯悟もゲットした。
「次は・・・どえしよっかな〜」
祐希はブラブラと歩き、次にやる台を決めていた。
・・・おっ
「かむかむラムネじゃん、俺好きなんだよなぁ〜」
祐希は無意識のうちにその台にいき、お金を入れた。
タンタンタンッ!
ガタガタガタ
「つ。次だ・・・次こそ絶対に取る!!」
祐希は約30回程やったが、ぶどうやレモンを2個ずつ取ったが、未だにラムネが取れないでいる。
ウィンウィン、ガシッ、ウィンウィン、ヒュッ、ボンッ!シュッ
!!?
「入った・・・入ったぁ!!!うぉっしゃぁぁぁあ!!」
祐希はその場で、周りを気にせずに大声で叫び、喜んだ。
「やった!やった!!」
累計投資 3200円
ようやくかむかむラムネを1個獲得した。
「・・・そう言えば、残りのお金は後どんぐらいだ?」
祐希は少し移動し、自販機の前にある椅子に座り、お金を全て出した。
・・・残りが5600円か
「・・・まだまだ行けるな」




