22話
「お、お~い、朱音〜?何処に居るんだ〜?」
祐希は辺りを警戒しながら進んだ。
「下の階には多分居なさそうだし、居るとしたら・・・」
チラッ
上の階かな
祐希はゆっくりと階段を登った。
スタスタ、ピタッ
「あれ?そう言えば朱音の部屋って何処だ?」
階段を登った先には、左右に分かれている道が出てきた。
「まあ、多分右だろ」
祐希は何となくで右に進み、扉を開けた・・・
「お、朱音!!」
何よ・・・祐希君
朱音は布団を被り、体育座り、カーテンを閉め切って、ベットの上でボォーっとしていた。
スタスタ
「朱音・・・さっきは、ごめん」
・・・
「あれは本当に俺からやったものじゃないんだ、朱音のお姉さんが何も言わずにやってきたんだ」
・・・
「言い訳にしか聞こえないと思うが、正直に言うと、あれは絶対に嫌われ、怒れれる様な事だと、俺でも思う」
・・・
「話を聞いてても聴いて無くても、これだけは言わせて欲しい」
スッ
さっきは本当に申し訳ない
祐希は朱音の前で土下座をした。
・・・
「可能だったらさ、また来週遊びに行こうぜ、な?」
・・・良いよ
「マジ!?ありがとな朱音!!」
じゃっ、また来週な〜
祐希は走りながら朱音の部屋を出た。
・・・全く、祐希君たら・・・本当に可笑しな人ね
ガチャッ
ただいま〜
午前9時32分
祐希は自身の家に帰ってきた・・・
ダダダダッ!
祐希君!!助けて!!
茉衣火が此方に向かって滅茶苦茶走ってきていた。
「ど、どうしたの茉衣火さん」
はぁ、はぁ・・・
「れ、冷蔵庫の所に・・・ゴキブリが居たの・・・」
・・・え?マジ?
大マジ
「・・・俺に退治させろって?」
そう
・・・はぁ
「仕方ないな〜、ゴキジェットは?」
ないよ
「・・・え?じゃあ新聞紙は?」
ないよ
「え?じゃあ何があるの?」
拳
・・・は?
「ww嘘嘘、ホントはあるよ、ほら」
お、ありが───
嘘◯い 49巻
・・・はぁ
「こんな事するんだったら、俺もうゴキブリ退治しないよ?」
ごめんごめん、冗談が過ぎたわ、今度こそちゃんとあげるから
茉衣火から渡された物は、祐希の部屋の押し入れに入れてあった木刀だった。
「これ・・・俺が小学校の京都の修学旅行で買った物・・・懐かしいな」
祐希は木刀を手に取り、右手で持ち、左手で先の部分をペチペチとして
「これで倒せばいいの?」
と言った。
うん、お願い。報酬は弾むからさ
分かった、やるよ
祐希はズカズカと歩いた。
「ホントにここに居るの?」
居るって!この目で見たんだから!!
「分かった」
祐希は冷蔵庫を前に押し出し、冷蔵庫の後ろを見た・・・
うわぁ〜、一匹だけいるね
!!?
マジ!?
「大マジだよ、もう叩き潰しても良い?」
構わないよ
あいよ〜
ブンッ!ドォン!!
祐希は思いっきり木刀を振り、地面に叩き込んだ・・・
「よっしゃっ!撃退成功!」
じゃっ、後は片付けていくから、冷蔵庫元の位置にお願〜い
はいよ〜
祐希は素手でゴキブリの死骸を持ち、外に行った。
・・・
「やっぱり祐希君って虫大丈夫なんだ、羨ましいな〜、私もああ言うふうに触れたら、英雄扱いされるんだけどなぁ〜」
どうやったら虫克服できるんだろ・・・
スタスタ、ガチャッ、バタンッ
さぁ~てと
「今から何しよっかな〜」
祐希は部屋の中を見渡した。
「やっぱここはゲームかな」
スタスタ、スッ、ギィー
祐希はゲーミングチェアに座り、パソコンの電源をつけた。
「何のゲームをしよ───ん?」
何だ・・・これ
祐希は何かを見つけた。
「お前の・・・親しい人の・・・女の画像!!?」
え!?マジか・・・これは開くしか無いだろ
祐希は性欲に忠実になり、そのままフォルダを開いた・・・
・・・おぉ~
「ホントに裸の画像じゃん
そのフォルダの中には、お風呂に入浴中の朱音、下着姿の茉衣火、トイレ中の楪の画像が約1000枚強あった。
「滅茶苦茶あるな・・・でもこれで今週・・・いやっ、1年以上は行けるな」
ありがとう、このフォルダを作った人
祐希は感謝をしながら、ズボンを脱ぎ、手を上下に動かした・・・
・・・ふぅ
「下に行くか」
祐希は少し気怠そうにしながらも、扉を開け、一階に降りた。
ガチャッ
いつか僕が眠りに〜♪
「おっ、祐希君、どしたの?」
「いや、何となく・・・てか、それってコロンブスじゃん」
「おっ、そうなんだよね、最近滅茶苦茶ハマってるの」
「ふ~ん、他に何か好きな曲あるの?」
「え~?他?」
他はね〜・・・
「How-to.ニューマイ.ミスカザス.アンザンパイ.Attitudeとか?」
「わかる~」
2人は約2時間ぐらい、ずっと歌について話し合った・・・




