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2話

すいませんが、主人公とその友達の容姿、特徴について書くのを忘れてたので、今から書きます。


鈎柄祐希

黒髪 シースルーセンターパート(2月14日限定)

茶色の目の色

幼い頃からパソコンでゲームをしている。

FPSゲーム全般で世界ランク10位以内を取ったことがある。



十九川将暉

茶髪 ツイストパーマ

黄色の目の色

小学校の時からモテモテ

初対面の人でも約1分程話せば絶対に友達になれる。

2025年2月14日(一話の翌日) 午前7時25分


南校舎 下駄箱前


バァン!!

チラッ、


「・・・やっぱりねぇや・・・俺の本命(チョコ)が・・・」


ガクッ、

この日、祐希はいつもより早く学校に来た。そして下駄箱の中を見て愕然とした、何故愕然したかというと、2月14日、世間ではこの日を「バレンタインデー」と呼ぶ。

祐希はいつも友人である将暉と共に楽しく激しくしている。だが祐希はチョコが絶対的に貰えるという自信があり、この日だけいつもより早く(午前4時)に起き、いつもより見た目に気を遣った。


「いや、まだ俺には希望がある・・・そう!まだ俺の机を見ていない!絶対にそこにある!俺の(チョコ)が!!」


祐希は1500m走5分台で走るかの如く、全速力で教室まで走った。



ハァッ、ハァッ、ハァッ!


2年1組


バァン!!


ハァッ、ハァッ!!


キキィー!!

ゼェ・・・ハァ・・・ゼェ・・・ハァ、


祐希は息を切らしながら走り、ようやく自身の席に辿り着いた。


「こ、ここには流石に入っているだろ・・・」


ドキドキ、ドキドキ


そ〜っ・・・


?ガサゴソ、ひょいっ、


「な、何だこの箱・・・重いぞ?」


祐希は縦180mm、横128mmのハートの梱包がされてある薄い箱を机から出した。


「これは・・・もしかして神が作った物(チョコ)!?」


嬉しい思いが昂りながら祐希は箱を開けた。



呪術◯戦  23巻



「・・・え?何でこれが・・・ん?」


祐希は本に異常を発見した。


背景のハートがチョコの様になって、手に持っている土星がチョコになっていた。


「・・・少しだけバレンタイン仕様になってる、もしかしてこれが俺の希望(バレンタイン)?」


予想外の物に祐希はその場に立ち尽くした。すると


ガラガラ、


「おっ、祐希君、今日はいつもより早いんだね」

おはよう


午前7時32分、蓬莱朱音は教室に入ってきた。


「よ、よう・・・おはよう」


朱音はゆっくりと歩き、そのまま自身の席に座った。


「・・・あっ、そうだ」

「ねえねえ祐希君」


「ん?どしたの朱音」


「机の中にあった奴・・・見た?」


「机の中の奴・・・ああ!見たけど・・・それがどうしたの?まさか・・・朱音が入れてくれたのか!?」


そんな訳ないじゃん、バカじゃないの?


「す、すまん・・・」


祐希は落ち込みながら椅子に座った。


・・・ボソッ

「ほんとは私が入れたんだけどね♡」




午前8時1分


ガラガラ、

「よっ!祐希!おはよ~」


「おっ、ようやく来たか将暉、遅え───」


「すまんすまん」


将暉は周りに5人の女子を連れ、袋を5個腕にかけながら入ってきた。


「ま、将暉・・・その・・・か、紙袋は何なんだ」


「ああ?これ?これは・・・女の子達から貰ったチョコ」


「・・・は?そ、その袋の中全部・・・チョコ?ぐはっ!」


その言葉を聞き、祐希は椅子から崩れ落ち、気絶した。


「ちょっと祐希!?どうしたの!?ねえ!?」


ちょっ!誰か!保健室に───!!











・・・うん?

「ここは・・・保健室?」


祐希は目を覚ました。するとそこは保健室のベットの上だった。


「お?ようやく起きたかね鈎柄祐希君」


「あっ・・・どうも、茉衣火(まいか)さん」


聖夜茉衣火(せいやまいか)

年齢24歳、身長184cm、髪の色は黒色、ロングヘア、赭色のメガネをしている、白衣に黒色のTシャツ、アデ◯ダスの黒色のジャージパンツを着ている。

祐希の従姉妹


「ちょっと、学校では先生って呼んでよね?」


「はい・・・すいません」


「それより、祐希君・・・大丈夫?」


祐希の顔に超至近距離で話しかけた。


ビクッ!

「な、何が大丈夫何ですか?」


そう聞くと


「え?だって・・・祐希君がいきなり教室で倒れたって蓬莱朱音ちゃんが猛ダッシュで保健室まで来たんだから」


!!?


「え!?そうだったの!?」


「そう、だから祐希君の側で朱音ちゃんが疲れたり準備をしたりした後、気絶する様に寝たのよ」


え・・・?横?


祐希は横を見た。するとベットの中で心地よさそうに寝ている朱音がいた。


うわっ!!

ドンガラガッシャーン!!


「び、びっくりしたぁ・・・心臓が止まるかと思った」


祐希はベットから地面に頭から落ちた。


「ちょっ、大丈夫?祐希君」


「ま、まあ大丈夫・・・」


ペタッ、スクッ

祐希は地面に手を付け、立った。


「・・・!?そ、そう言えば今何時!?」


祐希は突然、時間を気にしだした。


「え?今?今は・・・13時41分だけど、それがどうしたの?」


「え・・・13時?え・・・」


祐希は膝から崩れ落ちた。


「き、今日・・・俺の好きな竜田揚げとマカロニサラダが出る日だったのに・・・」


祐希は涙目になった。


「・・・ねえ祐希君?」


「な、何さ茉衣火さん」


茉衣火はズボンのポケットから携帯を取り出し


「今からウーバーするんだけど、何かいる?何でも良いよ」


この学校では、保健室の先生だけ何故かデリバリーが許されている。


「え!?良いの!?」


「うん!もう何でも頼んでいいよ!」


やったー!!


そう喜んでいると


先生、ちゃんと給食を食べてください、デリバリーばっかだと太りますよ


そう言いながら朱音は起き上がった。


「太る・・・確かにね」


そう言いながら携帯をしまい


「ごめんね祐希君、私も健康でありたいからさ、今日はデリバリーは辞めとくね」


「あっ・・・そうなんだ・・・わかった」


しょんぼりとしながら祐希は、午後の授業を受けに、朱音と一緒に教室に戻った。


「・・・流石に可哀想だからね、今日の夜はデリバリーしますか」


さぁ~てと、仕事の続き続き〜!!









ふわぁ〜あ


「物凄い眠い・・・」


現在時刻 午後16時15分

祐希と朱音は家が隣同士の為、いつも一緒に帰ったりしている。


「眠いの?なら家帰ってすぐ寝ればいいじゃない」


「いや、そうなんだけどさ〜、流石に昼寝する時間が勿体ないって言うか何と言うか・・・」


「まあ要するに、寝たくないって事?」


そう


はぁ・・・

「眠たい時に眠れるってほんとに幸せな事なんだけどなぁ〜」


そんな話をしながら約10分程歩き

家に到着


「じゃ、またな朱音」


「じゃあね祐希君」


バタッ!


ガチャッ、キィー、









はぁ〜!

「ようやく眠れる〜!!」


ぐわぁ〜!


現在時刻 午後21時34分

祐希はようやくベットに辿り着いた。


はぁ・・・

「今日はいきなり茉衣火さんが夜ご飯をデリバリーしてくれて、物凄い沢山ご飯食べれたからマジで今日は幸せだな〜」


そう思いながらゆっくりと瞳を閉じ、寝た・・・









ビュォー、

ブルブル!


「う〜ん・・・何だか寒いな」


現在時刻 午前6時18分

何処からか吹いた冷たい風により、祐希は目を覚ました。


(それに・・・何だか音がするな)


祐希の左方向に何か開ける音が聞こえたので目を開けた。



「・・・え?朱音?何でここに?」


そこには、祐希のいる部屋の窓を開け、部屋に侵入しようとしているパジャマ姿の朱音が居た。

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