表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/34

11話

ガチャッ、


たでぇま〜


スルッ、スタスタ


「いや~、マジでありがとな祐希、後でよしよししてやる」


「いや、いいよ」


そう言いながら2人は部屋に戻ろうとした・・・


ずいっ、

おっ、将暉ぃ〜、コンビニ行ってたのぉ〜?


!!?

おわっ!


祐希の横から首を伸ばして、袋の中をじぃ〜っと見ている蓮華が来た。


ずって〜ん!!

祐希は幽霊でも見たかのような驚き様で、倒れた。


「おっ、何時もより起きるの早いじゃん、蓮華姉」


「まあねぇ〜、だってぇ〜、今日はゲームの生放送のイベントがぁ〜、あるからぁ〜、早く起きたのぉ〜」


「ふぅ~ん、何のゲームイベント?」


Public Humanoidって言うゲームのイベントでぇ〜、公式アンダバサーに就任されてぇ〜、そこから公式生放送に出演する事になったのぉ〜


「アンバサダーでしょ・・・え?そのゲームってさ、滅茶苦茶国内外で人気の奴でしょ?」


Public Humanoid

日本の大手企業が作った、現在の世界が舞台のオープンワールド系のバトルロイヤルゲームである。

このゲームは他のゲームと根本的に違う所がある。それは、マップの一つ一つが広大だからだ。

これだけ聞くと、「は?それの何処が違うの?」「バカ?」と、言われそうなので、その理由をお答えします。

それは、世界中の国々や、市街地等を1mmも寸分無く完璧に再現をしているからだ。

その理由があって、このゲームは人気になっていった。


「そうなのよぉ〜、まあ、私としては嬉しいんだけどぉ〜、私・・・銃撃つゲーム苦手なのよねぇ〜」


「そうなのか?俺と祐希は得意だけど・・・」


祐希と将暉は共に、AP◯Xのランクがプレデターに近いマスターである。


「そうなのぉ〜?ならさあ〜、一緒にぃ〜、出てくれなぁ〜い?報酬は弾むからさあ〜」


う〜ん・・・

「可能ならやりたいんですが・・・そう言う部外者が放送に出演するのって、ありなんですか?」


「まあ〜、ありでしょ〜、だってぇ〜、私の弟の友達でしょ〜?ならいいよいいよぉ〜」


・・・

「わ、わかりました。出ます・・・将暉1人で」


!!?


「は、はあ!?お、俺1人!!?」


「おう、お前は俺より格段に上手いだろ?」


「ま、まあ上手いけど・・・」


ボンッ、

祐希は将暉の方に手を置き


「生放送が困難になるぐらい、無双して、放送事故を起こしてこい」


えぇ〜・・・

「まあ・・・分かったよ、その代わり!ちゃんとその生放送を見ろ!!」


はいはい、分かったわかった


「じゃあ〜、行こっかぁ〜」


「じゃあな!祐希!」


おう!


将暉と蓮華は部屋を出て、イベントがある所に向かった。


・・・さてと

「俺も帰るか」


祐希は荷物を整理し、部屋を出て、自身の家に向かった・・・











ガチャッ

ただいま〜


現在時刻 午前9時45分

祐希はようやく家に着いた。


「・・・そういや、将暉と蓮華さんが出るイベントの生放送っていつやるんだろ」


・・・

まあ、後で調べればいっか


そう言いながら部屋に向かった・・・









ガチャッ、

はぁ〜!


「疲れ───」


あら、おかえり祐希君


!!?


何と、部屋の中にAP◯Xをしている朱音がいた。

赤と青のパーカー、黒のスカート、黒のタイツを着、ポニーテールの朱音だ。


「な、何でここに?空き巣?」


「私が空き巣するわけないじゃん、バカ?」


「じゃあ・・・どうして?」


朱音はゲーミングチェアから立ち上がり


「来週、どっか空いてる?」


・・・?


「来週・・・全部空いてるけど」


そう言うと


「そう、なら来週月曜午前8時に私の家の前に集合ね、ちゃんと覚えといて」


そう言いながら朱音は部屋を出ていった。


「・・・?一体何だったんだ?まあ・・・いいや」


祐希はベットにダイブをし、そのまま寝た・・・







・・・

「ようやく祐希君に遊び(デート)誘えた!やった〜!」


いぇーい!!

朱音はルンルしながら帰った。











・・・あっ、

「そう言えば・・・」


祐希は携帯を取り、Y◯uTubeを開いた。


「・・・おっ、多分これかな?」



Public Humanoid 公式生放送 102万人


「もうやってるのか・・・早いな」


そう思いながら、その放送をタッチした・・・










て事で!次は出演者の紹介に移ります!!まずはこの方!


イェーイ!!ハロハロ〜!日本で1番可愛い(自称)Y◯uTuberの、カーナちゃんで〜す♡宜しくね〜♡


!!?


(え!?この人って・・・蓮華さん!!?)


画面の向こう側には、ピンク色の髪のツインテール、ピンク色のアイドル衣装、ピンク色の靴、ピンク色の魔法の杖(可愛らしい奴)を着ている蓮華がいた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ