僕は優等生
キャラクター
向井亮平高校2年生
僕はいわゆる世間から呼ばれる優等生ってやつの部類に入っている。名前?名前は『向井亮平』大して特別な名前でもないよ。そして別に勉強を大して頑張っているわけでもない。まぁ天才ってやつかな?そんなとき怪しげな占い屋みたいなのがあった。「転生屋」そう書いてあった。転生…か、有名なやつはだいたい読みあさっていて転生という言葉に体が反応し、好奇心で入ってみることにした。
◇◇◇
中は外の外見とは比べ物にならないぐらいの豪華な内装だった。綺麗なおねえさんが一人いた。
『すみません、ここって何をするとこですか?』
「転生をしてみたいという勇気のあるものに転生してもらい向こうの世界黒い森を救ってもらいます」
『はぁ…(なんか小説でよくみるようなくだり、ここで断ったらどうせ泣きながら可愛さで引き止められるパターンだ)まぁ、いいですよ』
「ありがとうございます!!ではなれる職業を占いますね」
〜Götter, gewährt dem Helden, der den Schwarzwald rettet, göttlichen Schutz〜
『(はえ?このおねぇさんはなんで言っているんだ?)』
いつもクールな僕に気を乱させるなんて、とんだ占い師だ。インチキか?
「え?!お兄さん先祖がすごい人だったとかはないですか?」
『はい…(クソニートになる未来しか見えねえやつにそんなこと言うなよ)』
「今まで占ってきた方だと何個か選択肢が出てくるのですが…」
『ですが?早く言ってくれ』
「あなたには神の選択肢しか…初めての体験でどうしたらいいか分からなくて」
『(神?ということはこの世界とおさらばしてクソニート回避じゃないか!!)おねぇさんそれでお願いします!』
「あっはい、では召喚の儀式を始めてもよろしいでしょうか?」
『もちろんだ!』
〜Götter, rufe einen Helden in den Schwarzwald, um den Schwarzwald zu retten〜
「ご武運を」