表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺らの人生転移  作者: いとはや マツシ
1/3

俺のごく普通の日常の最終日

初投稿です。全然未熟で、まだまだすぎますがよろしくお願いします!

やばい……。

心臓が……。

バクバクする……。

熱い……。

そして、眠い……。


暑い夏の中、冷房一つないにぎやかな満員バスの中で、俺は一人緊張していた。



周りのヤツに緊張している様子はない。

「俺だけだ…、俺だけが緊張している…。」


今日は俺の唯一の習い事である水泳の進級テストだ。そして、この進級テストで合格だろうが不合格だろうが俺への「なにか」はとくにない。なのにだ、なのに俺は無駄に緊張しているのだ。


「おい、大丈夫か?」


!!


「なんかお前、顔死んでるぞ?もしかして…… 緊張してんのか?」


この濁った声、心配の言葉のはずがなぜか俺を馬鹿にしているように聞こえる裏のある言葉、

間違いなく俺のたった一人の友達である《橋本快》だ。


そして、友達が一人しかいない俺の名前は浦田はると。実は、引っ越す前までは結構友達もいたのだ。だが、ある日から俺は人との接触を避けるようになり、いつのまにかこの様だ


「あのなー、俺がただの進級テスト『ごとき』で緊張するわけないだろぉ!」

と、俺は心臓の早まっていく鼓動を無視して言った。


「だよな、さすがのはるとも進級テスト『ごとき』で緊張はしねーよな」


(ははっ、相変わらず地味に俺のメンタル傷つけていくよな。所詮俺は進級テスト『ごとき』で緊張しちまう弱虫なんだよ……)


〈あー、そうさ!俺は進級テスト『ごとき』で緊張するくらいの貧弱者なんかじゃないさ!〉

などと、またまた大嘘発言をしようとした瞬間……



どぅばーーーーーーん


!!!!!


さっきまでのにぎやかなバスの中がいきなり凍りついた

笑い声は悲鳴に変わり、笑顔は恐怖の顔へと変わり果てていた


状況が全く理解できず、ただただ意識が少しずつ薄くなっている中俺はしっかりとそれだけを見つめた…


━━俺と快の体に車のボディーの一部が突き刺さり、大量の血が流れでているとこを━━









評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ