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回復日和  作者: 久貝
1/3

ゆったり生きていたい!

初めて、小説というものを書かせて頂きました。

ノロノロと引きずってしまう場合もあるとは思いますが、楽しんで頂けたら幸いです!


「眩しっ………。」



燦々と照りつける太陽に目をしぼめながら上体をおこす。




「ここは………どこだ?」




家で一人、誘拐された姫を救おうと、最終ボスと戦っていた所から記憶がない。



目が慣れないままの俺の手に、懐かしい自然の感触が伝わる。だが、その懐かしさが、更に俺を混乱に導く。




俺は誰かに連れ去られたのか?これは夢か?といろいろな考えが巡るが、答えが帰ってくるはずもない。聴こえるのは、草木の匂いを乗せた風の音だけだ。



ようやく重いまぶたが持ち上がる。あまりにも弱すぎる俺の日光耐性に、長年の引きこもり生活を反省する。



そんな自分に落胆しつつも、俺は周囲を見渡した。





「な、なんだこれは……」




そこに広がっていたのは、果てしなく続く大地と険しい山々だった。その壮大さにか、つい声を漏らしてしまった。




小高い丘の上にいた俺には、近辺の景色が一望できた。



轟々と音を鳴らす高層ビル程の滝や、鳥や動物らしき鳴き声の聞こえる森林。遠方には、雲をも超える高さの山々…。



まさに絶景とよべる景色に圧倒されつつ、俺は今更こう思った。




「ここ、日本じゃねーな!」

本当に今更なのだが、信じられないものは信じられない。というか、信じたくなかった。



俺は何もない、平凡な日常を愛していた。朝起きて、ご飯を食べ、ゲームをして寝る。この何も無い日々が、生きているなかで最も幸せだった。



「あの日に戻りたい…」



そんな事を木陰で景色を見つつ考えていると、ぼんやりとだが、遠くにモチモチと動くものが見えた。なんだあれ、と注意深く見てみる。



するとそれは少しずつ、ハッキリと見えるようになった。それに、さっきより大きくなったような……?違う…、近づいてきてる!



モチモチした生き物は俺を目がけて突進してきた。俺は完全に気を抜いており、……引きこもりのせいでもあるが、完全に避けるのが遅れ、突進をモロにくらった。



「………っ痛!」

モチモチした見た目だが、バスケットボールを全力投球した程の重さが腹部に伝わる。



痛みから避けて通っていた人生、久しぶりに味わった痛みは3倍、4倍に感じる。



ちらりと目をやるとモチモチした生き物は、先程の攻撃で息を切らしているのか、しばらくは動けなさそうだった。


俺はその隙に、腹を片腕で抱えながら木の枝を折り、モチモチした生き物に向かって走った。



あのモッチリした白く透き通る肌に弾かれないか心配だったが、もう一撃くらったら動ける自信がない。俺は平和な日常を取り戻すため、モチモチした生き物に向かって木の枝を振りかざした。









内容も、名前も明確にできず終わってしまいました!

次はもう少しハッキリとさせる予定です

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