4.「感想サービス」は救世主レベルの偉業だと思う
「ネット小説大賞」も第五回。私も幾つか作品にタグをつけて応募してみた。
ズバリ「感想サービス」を実施している、という文言に心惹かれたためだ。
さて、今までの話を総合して考えてみると。
私はこの「感想サービス」は、救世主レベルの偉業だと思う。
キリスト教の救世主であるイエス・キリストは、パンを千切って無限に増やして皆に分け与えたという。
コレを、なろうコンの運営の皆様は成し遂げようというのだ。凄すぎる!
ユーザーからの要望だとしても、実践するとなると──運営の皆様はどれだけの覚悟を決めて「やろう」と思ったのだろう?
「あなたが神か?」と問いかけたくなるレベル。「なろう」世界で宗教創始できるレベル(Civilization脳)。
だって考えてもみて。
仮に応募作品が2000作くらいとして、2000作品読んで、感想を書くんだぜ!?
いや実際の所、さすがに全部は無理かもしれないけれど。
たとえ1/10の200作品くらい読んで、その人を応援するためのパンを作るとしても、救世主のチートスキルもない、ただの人間のハズの運営の皆様の労力たるや、想像を絶する聖人・救世主クラスの偉業であると、私は賞賛したい。
なろうコンの運営様の書かれている感想は、どれも素敵な出来栄えだ。
ここを読んでいるとは思わないけど、運営の皆さまにお願いしたい。
「私の作品は後回しでも、飛ばしても構わないです。
どうかできる限り、今まで一度もまともに感想を貰った事のない方の作品を優先してあげて下さい」
人によっては、傲慢な言い分に聞こえるかもしれないけれど。
私は前回のエッセイで十分、飢えも渇きも満たせたし、長編小説の方でも、割と満足できたから。
まあそりゃ、本音を言えば自分も欲しいけどね(笑)。




