1.「ポイント」は水、「感想」はパン
註:作中にて「評価」「感想」と表記している事があります。
評価=ポイント(ブックマークも含む)とお考え下さい。
私は最近、よく考えるようになった。
「評価ポイント」って何だろう?
「感想」って何だろう?
「小説家になろう」のエッセイジャンルでも、上記の2つをテーマにした作品は結構ある。
そして高確率で何らかの反応がある。ポイントも感想もついている。
なろうユーザーなら、特に書き手なら、やっぱり関心の高いテーマなのだろう。
皆、この2つを貰うための方法とか、貰えない時に落ち込まずにいる方法とか、四苦八苦しながら様々な解釈をしておられた。
貰えない事を嘆く人もいた。
いっその事ポイントなんか気にするな! と呼びかける人もいた。
以前、私は「小説家になろう」の世界では「食糧危機」に陥っている──というテーマでエッセイを書いた。
「食糧」というのはもちろん「評価ポイント」や「感想」の暗喩だ。
様々な反響があり、普段私がせこせこと書いている小説には一生縁がなさそうなぐらいの、長文の感想がどっさり来た。
評価ポイントの方も、底辺作家の私ごときには分不相応と言っても過言ではないくらい頂いた。皆さん本当にありがとう。
てなわけで今回のエッセイでは「食糧」からさらに一歩踏み込んで、定義づけをして話を進めたいと思う。
敢えて結論から書こう。
「ポイント」とは水であり、「感想」とはパンであると。
当たり前だけど、読んでる人に無理矢理そう考えろ、とか強要してる訳じゃないからね(笑)。